2004/12/29


「立身出世伝」



ナベツネこと渡邊恒雄のことを少年期から描いた、
渡邊恒雄 メディアと権力」魚住昭を読んでいる。

まだ半分くらいだけど、リアル本宮漫画なので
小説でもないのに珍しくすいすいと読める内容。
とにかく権力欲むき出しで生きて来た男だからこその
「たかが選手」発言だったんだなあとしみじみ思った。

時代が変わって過去の人(感覚)っていうのは簡単だけど、
まだまだこの手の立身出世伝に興味津々なことを、再確認させられました。
ナベツネ恐るべし。

次は実家に帰った時に「野中広務 差別と権力」でも読もうかなあ〜。
野中広務って京都の亀岡って所出身で、実家 桂の隣町。
何の接点もないのにちょっと身近に感じるこの地元感覚が、
歯がゆいけど落ち着いたりもする。地元の高校野球を応援するように。



2004/12/27


「鬚と歯科」



2度目の歯医者に。
前に行った時、歯医者の先生が口に手を入れる度に、
少し生え始めた無精髭に当たって、
正直、先生的に嫌なんじゃないのかなあって思っていた。

インドの聖人みたいなロング鬚なら ちょっと触りたいかもしれないけど、
普通の短い鬚とかはやっぱり触りたくないかなあ。
そんな風に思ってたのに、前の診療から一週間分の鬚が
中途半端に伸びたまま2回目の診療の日に。

歯医者行く為だけにわざわざ剃るのもどうかなあと思い、
わざと伸している感を出してごまかすことにした。

そのごまかす方法っていうのが、
キレイなシャツをセーターの中に一枚着れば、
汚いだけの鬚っていうのから半歩くらいは抜け出れるんでは?
っていう中学レベルの浅知恵。

あまりに幼稚過ぎて自分でも笑えたけど、
それ以外何も浮かばないことに、かなりの脱力を覚えた。。
世間との距離に目眩を感じながら、歯医者へと行き
何もなかったように治療を終えて帰宅した12/27。



2004/12/26


「TVヨタ話」



今年はアンタッチャブルでしたね〜。
決勝全組の中では、最初のネタやった段階で優勝決まったような
総合力を感じました。かゆいところに全部手が届いてる感じ?
出来杉漫才。

個人的には南海キャンディーズのメガネの、
徹底的に古谷実キャラを研究したような存在感に、
グっと惹かれました。

M-1自体は今後も続くでしょうが、自分の中では今年で終了。
笑い飯を観れただけでもM-1には感謝です。

と、のんびり書いてますが、明日までの仕事を早く終わらせなければ。。
この頃どうもテレビをよく観てしまう。
昨日のナイナイと中居くんのもベタで良かった〜。
ヨタ話はこの辺でそろそろ仕事をば。



2004/12/25


「喫茶にて」



今日渋谷の喫茶店でプリンアラモードをパクついていると、
ひとつ離れた席のオッサンが長髪の若者に、
「バブルの時はさ」「社長についてもらって担保くらいさ」
「2億、3億くらいはさ」と、クリスマスに香ばしい発言を
連呼していました。

こういうタイプのオッサンは、声を舞台出身者並みに張ってて
ほんとうるさい。張るなら天然じゃない方向のボケで
ちゃんとボケて張っていって欲しいもんです。(それも怖いけど)

その後、ぼくらと入れ違いで入って来た(おじい?)おっさんは、
席に着いてそうそう「そうそう最近再発見したことがあってなあ」と、
意気揚々に再発見したことを自慢げに話していた。

レジで聞いてて吹き出しそうになりながら、
「遅いわっ!」と聞こえないくらいの声で、一応ツッコんどきました。
もうちょっと早く再発見出来てた方が良さげな人でした。



2004/12/23


「センスのいい引用」



岡本太郎のことを書いた「黒い太陽と赤いカニ」という本を 読み始めて、
まだ全然進んでないけれど、 印象的な文章があったので勝手に記述します。

それは岡本太郎の彫刻などに見られる2つの目の黒い穴について、
引用されていた村上春樹の文章。

「彼女の顔には表情というものがなかったのだ。いや、それは正確な  
  表現ではない。おそらく僕はこう言うべきだろう。彼女の顔からは、
 表情という名前で呼ばれているはずのものがひとつ残らず奪い去ら
 れていた、と。それは僕に家具という家具がひとつ残らず持ち出さ
 れてしまったあとの部屋を思い起こさせた。」

岡本太郎の彫刻の黒い目に漂う虚無感を説明する為に
引用されていた文章なんですが、
村上春樹の家具のない部屋のような顔っていう表現が
ほんとに素晴らしいなあと素直に思ったんです。
そんな人ってたまに居るから。

かなり前に読んだ「国境の南、太陽の西」の一文なんですが、
読んだ当時は全く引っ掛かりなしに過ぎたのに、
人が引用しているのを見て再発見。

こういうセンスのいい一文の引用はすごく良いなあと、
半身浴で汗だくになりながら唸った。ピッタシ説明出来てるし、
引用された文章からも新たに発見することもあるし。 マネしたい。。



 



2004/12/21


「立ち読むものがない」



コンビニに当然のように陳列していた、
メンズファッション誌が徐々になくなり出している。

全然買わない分際だけど、なくなり出すとなんとなくさみしい。
あればチラっと立ち読むし、全然買い物に行かないプチ中年には
ここからくらいしか今何が流行ってるかなんていう情報が入って来ない。

昔はモテないやつに限ってホットドックプレスとか毎月買ってたので、
そいつんちでだらだら読んだりして、自分で買わずに文句言いながらも
情報インしたりしていた。(見たいけど買いたくないもの)
そんな家もなくなり、コンビニにもなくなって来たら、
ついにそういう蒼みがかった墓場情報ともおさらばなのか〜。

漫画週刊誌で毎週読んでるものもないし、
いよいよ週間ポストとか新潮なんかに目を通す時期に来てるのかなあ〜。
でも立ち読み中にヌードグラビアとか出て来たら、
周りに女の人とか いたら気ぃ使うしなあ〜。買うほど欲しくもないし。

てな感じで立ち読むものがない今日この頃です。
ところで来年1/13から「優しい時間」という倉本聡:原作、
富良野が舞台のドラマがフジで始まりますね〜。
喫茶店「森の時計」を中心に繰り広げられる心温まるドラマ
っていうのだけで観たくなるー。(森の時計って!)
どうにも楽しみ。



2004/12/20


「イタタッ」



何年か振りの歯痛。
アゴから首にかけて痛いので、集中力が持ちません。
仕方ないのでバファリン飲んで少しは効くけど、
利き目が切れ出して痛みが戻って来る感覚は、ほんとに勘弁して欲しい嫌な感覚。
怖い夢からパッと起きて安心して、もっかい寝たら
またさっきの怖い夢の続きみたいなやつ。

鏡の前ででっかく口を開けて、どこが虫歯なのか探ってみたら、
虫歯ではなく奥歯の隙間が欠けていた。こりゃしみるはず。
奥歯埋めるついでに、間抜けなままになっていた前歯も埋めないと。

しかしそこら中に歯医者ありすぎて、どこがいいのやら。
でっかくて手広くやってる所はどうも苦手なんで、
先生一人に歯科助手2人くらいの所を探してみます。



2004/12/19


「テレビの日」



今日はやることもなかったので、
テレビをボサーっと観ながら洗い物や洗濯、掃除など。

ナイナイのSP→さんま大教授→舞妓のノンフィクションを観ながら、
この流れの途中に下北沢に大きい道路が横切るっていう
笑瓶からの情報にド集中したり。

だいぶテレビ観たなあと思い、スイッチを切る前に
よくやるランダムなチャンネル回しをしていると、
ファミリーチャンネル(CS)で宇宙戦艦ヤマトの総集編2がやっていて、
なぜかここでストップし見入ってしまった。

ヤマトって世代が違うのでちゃんと観た事がないんですね〜。
もちろん見直した事もない。
中身は完全な戦争アニメだけど、めちゃめちゃな設定だけに
爆破シーンやメカデザインなどの部分ばかり観ていた。

16時で終わってさあ終了と思ったら、続けて総集編3が始まった(笑)
結局日曜の昼に4時間もヤマトの総集編を観てる始末。
かなり痛い大人になってしまったかも。

p.s. 今さっき観た今日の情熱大陸の寿司職人と師匠の
  緊張感あるやり取りは、久しぶりにいいもの観れた気がした。
  すごい粋な師匠で、もう一段昇る為の人間的な苦言を吐き、
  それに無言で男泣きする弟子。その場に居たディレクターの
  緊張感もかなりだったでしょうね〜。ブルッ。



2004/12/18


「12/18」



ICCで行われた明和電機STUDIO4℃湯浅監督
タナカカツキさん、ロビン西さんのトークイベントに行って来ました。

ロビンさんの子供が来ていたので一緒に観ることに。
会場にはこの兄弟二人以外に子供の姿は見えず、
しかもICCっていう無機質な大人な空間。
会って久しぶりに話した段階で、二人とも相当テンパっていた。

始まって30分経たないくらいで靴のかかとを擦り始め、
40分くらいで体が揺れ、50分くらいで頭をかきむしり、
1時間経った時には持っていたコーラのペットボトルを、
一点見つめしながら最後まで下を向いていた。

自分も昔、オトンの用事でそういう体験をした事を思い出し、
笑いも来ながら、小さい頃美術館みたいな空間がほんと嫌い
だったな〜そういえば、とかなり切ない感覚に襲われた。

静かにしなきゃダメっていうのと、動いたらダメな空間って、
子供にとったらほんと拷問。あ−怖い。
トークショー途中からそんな切ない事を考えたりして、
なんだか奇妙な時間を過ごしました。



2004/12/17


「極上鍋をば」



昨日は近所の友人宅でしゃぶしゃぶ鍋をごちそうに。
これがとんでもなく良く出来たお鍋。

しょっつる(秋田の魚醤)といい昆布でダシが出た鍋で、
まずは豚肉をしゃぶしゃぶと。ほんでもってまたしゃぶしゃぶ。
これを濃度の濃いぃーが後味スッキシのごまだれにつけて、
口の中に。

とにかく誉める言葉しか出て来ない。終止にんまり顔でしゃぶしゃぶ。
「うまいもん食ってたら世の中平和」的発言が出るくらい全員上機嫌に。

豚後の野菜もダシがよく染込んで何杯でもお代り出来る。
絹ごしと思って食べていた豆腐は、信じられない柔らかさの木綿豆腐。
食べた事ないものに舌の機能もうれしい狂い。

おまけに鍋前には整体のサービスまで付いていました。
帰宅後即効眠りに付いたのは言うまでもありません。
余裕で金が取れるサービス&食事に、改めてごちそうさま&ありがとう!

 



2004/12/16


「忘年会にて」



本日今年唯一お呼ばれしてもらった忘年会に出席。
秋葉原で行われるので、一緒に行ったロビンさんと
いろんな同人誌や美少女グッズの店を訪問しながら景気付けて、
とにかく今日はオールスマイルで行くということを確認しながら忘年会場へ向かった。
(久しぶりに行った秋葉原はずいぶん変貌してて、色んな意味でおもしろく刺激に満ちていた)

会場着いて最初は端っこでちまちま人見知り丸出しで固まりながら、
酔いにまかせて段々と場に馴染むように少しづつ動き出していく。
何人か知ってる顔を見つけて、居心地も良くなりながら、
なんとかトークにも余裕が出来て良かった〜。

途中気持ち悪くなりながらも、なんとか持ちこたえて
結局最後まで居続け、最終で家路に着いた。
緊張すると知らず知らずにお酒のピッチが上がるんですねえ、
今後意識的に気を付けないと。飲む前にちゃんと食べないと。

 



2004/12/13


「ズラ婆さん」



久しぶりにズラ婆さんを発見。
しかも玉ねぎおばさんの部屋で。

ズラ婆さんを見かけると、ある意味和みます。


 



2004/12/12


「最終日のピカソ」



ギリのギリの最終日、やっとこさで「ピカソ展躰〔からだ〕とエロス」展に行けた。
閉館1時間前に到着したけれど、最終日客は思いの他多かった。
客層は幅広く、老人、中年、美大生風、OL、キャバクラ嬢風などなど。
特にキャバクラ風の女子は男連れというより、女子同志で来ている感じが目立った。
エロスと銘打った展示会だけに、何か感じるものが合ったんでしょうね。

しかしまあ一つ絵に対して約5人くらいの割合で流れているので、
小さな絵の所などはどんどん飛ばし、でっかい絵を中心にまわることに。
でっかい絵は観ていて気持ちが良い。
素材は何でもよく、気持ちいい色と構成であれば、
抽象画の場合大概しばらくそこでボーッとなれる。

そんな感じで最後の銅板版画の所まで行くと、
30×30cmくらいの小さな白黒の銅板版画に
最後だからだろうか、異常な人の密集で全然観れない状態になっている。

その時ちょうど終了のアナウンスが流れて来たので、
入口に戻ってもう一度ゆっくりと見逃したのを見直すことに。

急いでみんな出て行ってくれているので、
フロアーに3、4人くらいの贅沢さでゆったりと鑑賞。
きちんと空間を感じながら落ち着いて観ると、
さっきとは全然イメージも変わって来る。

最初観た時は、絵と鑑賞客がレイヤーになっていて、
小さいおっさんとピカソ、キャバ嬢風女子とピカソみたいに
それはそれでおもしろいコラボになっていた。

で、2周目にまた最後の白黒の銅板版画のところに戻って来て、
さっき黒山の人だかりだった
「ラファエロとラ・フォルナリーナ」っていう連作を流れで観ると、
声出し笑いを押さえるくらいのおもしろ連作だった。
だから異常な人の密集になっていたのかー(誰も笑ってなかったけど)

黒の細い線で描かれたこの連作は、
全部ラファエロの日本刀がラ・フォルナリーナの鞘に
スッポリ収まっているセックス描写で、
それをもう一人(教皇)が覗いているという漫画みたいな設定。
その全部におもしろタイトルが付いていて、
それと組み合わせて観ると かなりシュールなアホさを楽しむことが出来た。

美術館やピカソっていうのを外して観ると、
お笑いマンガ道場の富永一郎先生の下ネタ(エロス)マンガと
この連作がほぼ同じような気がしました。
(お笑いマンガ道場の構成って三谷幸喜がやってたんですね〜意外)




2004/12/10


「センシティヴなアイツ:1」



一定の空間に長居している時、ウンコに行くことが苦手です。
今は家で仕事してるので関係なくなったけれど、
この苦手意識はどっかに残っている。

これは遡って中学1年の頃から続いている。
学校でうんこするということは、学生生活のキャラづけが
そこで決定してしまうかもしれないリスキーな行為。
実際にそう思わせる決定的な事件が 中学に入ったばっかりの時に起こった。

たまたま一緒のクラスで仲良くなった大嶋と下校していると、
大嶋の小学校からの友達の近藤こと"コンさん"が、
ふたりでしゃべってるところに割り込んで来て、
デカい声で下世話にベラベラしゃべり出した。

なんかコイツ嫌な感じするなあとは思いつつ、
被害もないし、大嶋と仲がいいようなのでそのまま放っておいた。

このコンさんは大嶋と一緒に野球部に所属していた。
当時の野球部とサッカー部は一時期よりはマシになったとはいえ、
3年に悪〜いヤンキー先輩達がたくさんいて、
いろんな友達が理由もなく先輩方にどつかれていた。

そんな野球部一年の中でコンさんはどつかれもせずに、
なかなかのポジションをキープしていた。

そんなある日、いつものように大嶋としゃべっていると、
前の異常なテンションはどこへやら、弱〜い物腰のコンさんが
小さな声で大嶋に用事だけ伝えてどこかへ行ってしまった。
「あれなんであいつあんなに大人しくなってんの?」 と大嶋に訪ねると、
「あいつ昨日の練習中にババ(ウンコ)たれよったんよー」
と返答して来て、かなりビビった。

相当我慢したんでしょうが、トイレに行きたいの一言が
ポジション的にどうしても言えなかったんでしょう。
言えば先輩にどつかれたり、連れにからかわれるし。

その話は2、3日で学年中で知らない人がいないくらいに広がり、
コンさんは卒業までの3年間、"コンババ"というあだ名になった。
そしてすぐに野球部を退部し、卓球部へ電撃移籍を果たした。

この事件があってから、みんなのウンコへの意識が
前以上に高まったのは言うまでもありません。
我慢限界の時には、逆にテンション高めの 自虐ネタで笑いに変え、
自分的に乗り切ったりしたけど、このインパクトが今だに苦手意識をもたらしている。

でもひとつだけこの事件があって良かった事は、
コンさんがものすごい気を使ういい人になったということ。
本人的には多感な青春を潰した良くない思い出だけど、長い目で見た場合、
わし的は良かったんじゃないかなと、 完璧に人ごとレベルだから思うのです。
無責任ですが。。



2004/12/9


「逆転体験」



昼夜逆転やっと回避って書いておいて、
昨日1時間半ばかし夕寝してしまい、結局また逆転。
逆転2回繰り替えし元の位置に。

こんなしょうもない逆転はあっても、よくよく考えてみると
逆転ホームラン、逆転勝訴、逆転○○とか、何か逆転に関わるような、
今ある状態をひっくり返すような状態に遭遇したことがない。
自発的にも他発的にも。

これはよろしいのか?それともよろしくないのか?
あんまりよろしくないような気がする時が時々あります。

それは単純にそういう追い込まれた状態から逆転した人って
それだけで「あの時に比べたらコレぐらいなんぼのもんじゃい」 みたいに、
リミットの幅が広そうだしプレッシャーに強そう(想像)
それって単純にかっちょいい。

その逆に、逆転さよなら負けとかでかなりのトラウマを背負い込む
ことになったとしても、それをちゃんと乗り越えて来れたら
かなり精神的に器がデカくなってそう(想像)
それもかっちょいい。

どっちにしてもちゃんと乗り越えて伸びた能力には、
とても惹かれるものがあるなあ。
その後のネタとしてもすごい有用だし。

作品のこととか考える時に、時々無責任に逆転体験あったらなあと
妄想することがあります。この時の妄想力は映画とか漫画とかで
相当鍛えたので困ることはないんですが、やっぱり実体験の
エネルギーには勝てないもんですからね〜。

杉田かおるみたいに、借金もエネルギーに変えるくらいの
追い込みも必要かなと思いつつ、自分には相当縁遠いことだなあとも思いつつ。。



2004/12/8


「早起きした日は図書館へ」



昨日えらく早く寝たので、久しぶりに早起きした。
というのも、昨日保険のきく整骨院に行って帰って来たら、
ずーっと体が熱くて眠かったのでそのまま寝てしまった。
血行が良くなったのはいいけど、異常に眠いのはどうなんでしょ?
昼夜逆転生活から抜け出たので、結果いいちゃいいんですが。

せっかく早起きしたので調べものついでに図書館に出かけた。
平日の午前中なので人も少なく、
美術コーナーのソファで 大体いつも寝ているホ−ムレスもいなかった。

児童書コーナーで名前も曖昧なままぼんやり探していた
「ぽっぺん先生シリーズ」がやっとこさ見つかった。
この2週間ほど名前も出て来ないのに、キャラとストーリーだけは
ずっと頭の中でグルグルしていて、意味なく気になっていた。

名前がドリトル先生と被っていたので、
その辺の棚を調べていたらあっけなく7冊ほど発見。
なんでそんなに気になっていたのか、
小学4年に戻った感じで読んでみようと思います。

他にも読みたかった本を何冊か借りれたので、
久しぶりにいい感じで図書館を使えた。やっぱりタダ最高!






2004/12/6


「比べることの出来ない映画:ハウルの動く城」



とにかく「ハウルの動く城」すんばらしいぃー!
久しぶりにスッポリ何かに入り込めた気がする映画。

論理的に言っていろいろ突いたり、
なんでそうなんのー?って言うのは簡単だけど、
そんなことがすごい愚鈍なことのように思われます。

ハウルを批判的に批評した人が多かったけど、
そういう人達は何か他の映画と比べて、
批判しているんでしょうね仕事柄。

しかしハウルがというか宮崎作品はすでに、
他と比べることが 出来ないレベルに達してしまっているように思います。
ダリとかピカソを他と比べたりしないように。

比べることの出来ない作品はそれだけですでに素晴らしいし、
全く持って独立した価値を形成したのだと思います。
あのクオリティと世界観は完成してしまっているので、
監督本人が崩して再構築していることはあっても、
下がっていくというのはありえないのでは?
今までの経緯から見て。

とにかく「やっぱり流れ上そうなるかー」「やっぱりこいつが犯人ー」という、
どこの方向に進んでいるか わかるような、わかりやすい作品で うんざりする
ことが多い中、 ハウルはどこに進むのかわからない心地良さがあっていいー。
相変わらず全体に陰陽の感覚もあるし、デタラメだし。

ちなみに主人公のソフィーが湖の前で 一人座っている
シーンで泣きそうになったけど、なんとかふんばりました(笑)

今あのクオリティを持ってああいう精神的な世界を作る人って
ほんと貴重なので、宮崎の長生きが望まれます。



2004/12/2


「風邪と根性」



昨日今日は風邪っぴき状態。
なんか部屋の空気がど〜んより。
で、メシ時間だけコンビニへメシを調達しに向かう。

明日〆きりっつう時に風邪ひくとは弱〜くなったもの。
以前は〆切り後の気が抜けた時にひいていたものを。。
根性足りないのだろうか?

風邪に関してだけ自分の中で根性論を許し、採用している。
全く論理性はないけど気に入っている。緊張感に似たもの。

昔相当アタマ悪かった頃、ライダースジャケットの下は
絶対にTーシャツ!というトチ狂った価値観を採用していた。
真冬革ジャン+Tーシャツでバイクに乗って、
顔面真っ白になりながらもファミレス着いて、
「クリームソーダ一つ」と注文するくらいの勢い。

アホにしか出来ないやせ我慢。&見栄。
でもそういうアホな時の方が風邪ひかなかったなあ。
年齢的な事もあるだろうけど、それよりもそういう精神状態に
成れていたのが(風邪に対しては)良かったのかも、
なんて今だに思ってしまう。

イスに座って暖房ヌクヌク生活ちょっと改善して行かなければ。
かと言って何をモチベーションにしたら良いのやら。



2004/11/30


「ミニ仕送り」



実家からみかんやリンゴなどが送られて来た。
こう書くと田舎でとれたものを送って来てくれた感が充満しているのだが、
実際はオカンが近所のスーパーで 買ったものを送って来ている。

量もよくわからない量で、みかん10個、リンゴ2個、
スープ2つにうどん4つくらい。
いつも近所で買って来るくらいの微妙〜な量。

実家を出てから9年位経つけれど、
送られて来るようになったのは2年くらい前から。
なんで急にこんなミニ仕送りをするように なったのだろう?と思っていたら、
その2年くらい前に兄貴が結婚して実家を出たということを思い出した。
兄弟2人とも家を出てしまってからさみしくなったのだろう

推測するにそれで始めたっぽい。

正月帰った時以外、お互い何にもなしで電話したりするのがどうも苦手。
だけどこのミニ仕送りのシステムがオカンによって作られてから、
2ヶ月に一回くらいのペースで電話して来て話すようになった。

2月には兄貴の子供が生まれるらしいので、ちょっとした初孫フィーバーが来て、
このミニ仕送りが一旦休止 するような気がしている。
なかっちゃないで馴れてしまってる分、
さみしいんじゃないかなあと思わせるこのミニ仕送りのシステム。
微妙な案配で機能し始めてるのが少し笑える。
(最近内容のリクエスト可になりました)



2004/11/29


「とんかつ とんき」



中目黒で打ち合わせ後、久〜しぶりに目黒とんかつ とんきに行ってみた。

やっぱり個人的にここのが今まで食べた中では1番美味しい。
他のとんかつと1番違うところは、衣が唐揚げレベルのカラっと具合。
たぶんこのカラっと具合で好みが別れるかも知れませんが、
ごはん・豚汁は文句なしで、おかわりし放題。

三茶あたりにも結構おいしいところ多いなあー、そういえば。



2004/11/28


「ミニメモ11/28」



○美輪が今1番気になっているのが芸人のヒロシっていうのに驚く。

○美輪から度々発せられる「スラムファッション」って言葉。

○おいしいものを早く食べ過ぎてお腹壊してはもともこうもない。

○コンビニでトイレ借りるといっつも何にも買わない。

○歩行者天国になっている狭い道に入って来た大型旅行バス。

○タモリがラジオで胸の小さい女子の相談をおもしろ受け答え。

○村上隆とNIGOのアメリカでのノシっぷり。

と、つまり今日は何もなかったということです。



2004/11/27


「「大(oh!)水木しげる」展」



両国の江戸東京博物館「大(oh!)水木しげる」展に行って来ました。
荒俣宏の講演会があったもので。

内容から言うとおもしろ講演でした。
荒俣さんが発見したことをすごいわかりやすい形でスムースに話してくれるので、
よくわかるしいろいろおもしろイメージも浮かぶ感じ。
ほんと先生みたいな感じの人。

終わってから展覧会の方を観たんですが、
思った以上に人が多くてなかなか思うように観れず、
結構飛ばし飛ばし観て回った。
その中でも当時の手描き原稿のホワイトや修正の書き込みなど、
すごいリアルでちょっと感動するものがあった。

帰りに買った「大(oh!)水木しげる」展の本は
オールカラー・全展示物掲載で、たったの2000円!!
あまり水木のことを知らないわしから見ても、これはほんとにお得な買い物でした。
行かれる方は是非。 なんかの役には立ちますよ、たぶん。



2004/11/26


「生温い一日」



なんか今日は生温いようななんとも言えない風が吹く。
あったかくていいんだけど、どうにもムズムズする。

なんだろうなあこの感じ、全然集中力が定まらないし
今日中の用事があるわけでもないのに、そわそわと落ち着かない。

変な例えだけど、若返ったような感覚。
むしょーにロックが聞きたくなって、
クラッシュのベストをボリュームアップ。

深夜になって朝までTV観だしてから、
スーっといつもの感じに戻っていった。
怒っている大人を観てちょっと安心したのかも。

昔の人はこういう日に妖怪なり、
もののけの話を考えたり感じたりしたのかもなあっと思った一日。



2004/11/25


「ラジオ繋がりで」



今日は新しく見つけた「cosmosmile」という
インターネットラジオ聞きながらTーシャツを地味に制作。

どうも今日は笑いの気分じゃなかったので、
このラジオの結構筋の通った人選にいい時間を提供してもらった。

ラジオ繋がリで昨日リリー・フランキーのTR2というラジオを 聞いていたら、
ゲストが福山雅治でこれがすごいおもしろかった。

福山雅治との接点が全くなかっただけにノーマークだった。
オールナイトがおもしろいというのはよく聞いていたんですけど、
ほんといい感じにイノセントでおもろい兄ちゃんなんですね〜。

リリー・フランキーとの絡みがあってのことなんだと思うけど、
せつなくもあり、笑いもあり、ここ何週間ぶりにいい番組に出会えた感じがした。

あっ、まっちゃん作詞の「チキンライス」もちゃんと全部聞いたら結構良かった。



2004/11/24


「逆の考え方」



先日さんまの番組で美輪明宏が
「よくない時が乗っている時で、よい時は下がっていく時ね」
みたいなことを言っていた。

いい時は放出している時で、終わればすっからかんになる。
悪い時はなにくそっとがんばって 溜め込んでいるときだからいいのだと。
(だいぶニュアンス違うかもしんませんが、大体こんな感じ)

否定的な状態をすごい肯定的に捉えられる考え方。
いい考えだなあと素直に感心した。
「誰だっていい時もあれば悪い時もある、  
  だからバランスを忘れたらダメなのよ」 って
いい事言うなあ美輪明宏。
見た目怖いが、中身は生き仏みたい。



2004/11/23


「太郎の存在感」



今日は前から行こうと思っていた
まる裸の太郎展」の筑紫哲也トークショーに行って来た。

相変わらず適当&ゆるい姿勢で行動していたので、
前日に「そういえば明日休日で筑紫の日だ」ということと、
整理券が11時から配付と言うことを知り、
じゃあ10時半に起きれば間に合うだろうと思い、起きたら11時過ぎ。

慌てて電話したらまだ余裕ありますとのこと。
今度は反転し、(ギリなのに)どこでゴハン食べるか相談し、
結局向ヶ丘遊園駅前の安い定食屋へ。

ここの店員がちゃんと仕事してるし、テキパキしてるのに
なんか弱そーな空気がジワーっと出ている。
レジの支払いの時、彼の荷物の所にあった流行りのキャップに
大きく「SORRY」と描いてあった。
「客観的に自分をプロデュースし過ぎ」と店出てすぐに大笑いした 。
早くVICTORYとか描いてある帽子被れる日が来るといいですね。

こんな寄り道してたら、美術館着いた時には始まる15分前。
これはさすがに無理そうだろうなあと恐る恐る聞くと、
すんなり「空いてます」と一言。
筑紫さんの中高年層への人気もう少しあるかな〜と思ったんですが。。

トークは出て来て一人で話す形式だった。
さすが毎日しゃべってるだけあって、
緊張のカケラも見えずマイペースに進めて行く。
あまりの淡々とした進め具合にだいぶ頑張ったんですが、
後半睡の魔がさし込み、10分ほど寝てしまっていた。

正直言うとあまりおもしろくなかったのです。。
TVで観るのと同じいい感じの雰囲気は出てるけど、
そんなに太郎と深い接点がない感じっぽい。
時代設定やエピソードの配置がすごい平坦な感じがした。

その後、太郎の映像(特に鶴太郎の番組で子供と絡む太郎)で、
声出しながら笑って楽しかった。

常設の作品を一通り観てから美術館を後にした。
帰り道になんかフラフラしながら、かなり脳の引き出し奥にある
懐かしい思い出や人物を、久しぶりにいくつか思い出した。
どうでもいいけどおもしろかった事ばかり。

太郎の作品の影響で、
脳の無意識にしていた部分が少し活動したのかもしれない。
太郎の存在感を改めて感じた一日だった。



2004/11/22


「マインド"あいのり"ゲ−ム」



生活のズレで夕食の時間が23時とかになり、
久しぶりにあいのりを観ながら飯をパクつく。

内容はというと、ヒデという変な男とカヨという女が両想いなのに、
結局結ばれずにカヨが日本に帰るって話なんだけど、
その演出のサディストっぷりがすごかった。

当然その場にいるディレクターは両方の気持ちを知っている。
で、カヨが今日帰るってことも事前に知っている。
で、ヒデが今日告白しないと最後だと言う事も知っている。
でも根性なくて告白出来ずに終わってしまう。

で、カヨが帰ってからディレクターがヒデに、
カヨからの手紙を預かってるからといって手紙を渡す。
もちろんそれはヒデが好きって書いてあるラブレター。
で、もちろんそれを読んでヒデはマジ号泣。
それを、手紙渡したディレクターがしっかりと撮影。

この良く出来たリアルシチュエーションコントに大笑いしました。
や○ざでもこんな精神的Sなことしないかも。
完全にマインドコントロールしてるスゴミを感じた。
そのアメとムチ加減はある意味勉強になります。

でもそう思いながら、そこに自分で応募して来て
自ら局のマインドゲ−ムに参加する人達の、
Mっぷりにもスゴミを感じる。尋常ではないですね。

「こりゃ全部ヤラセだよ」って言われたらそれまでの話ですが、
でもその目線で観ても良く出来てるから驚きです。



2004/11/21


「新宿散歩」



今日は友人と新宿をだらーっと散歩。

喫茶らんぶるで千原Jr発見。ルミネの合間の休憩らしい。
思ったよりデカい。

歌舞伎町を散策。怪しい店と道で寝てる人が多い。
緊張感あるなあ、やっぱりここいらは。
壁一枚隔てた向こうで様々ないかがわしい事が起ってそうで、
妄想アンテナにびんびん来ます。

西口を歩きながら、先日早朝ロビンさんが新宿で
たくさんの日雇いのお誘いを受けたエピソードを思い出した。

ビックカメラへ。ここはほんとに中国人が多い。それ用の店員もいる。
いろいろ見て、聞くだけ聞いて何も消費しない。

夕食。新宿ハイチでイカ墨ピラフセットを頼む。味がしない。。
やっぱりハイチはドライカレーだけの店なのかも。

だら〜っとし過ぎてなんか疲れました。ではでは。



2004/11/19


「101のネコ」



家のアパート101号室の女子が飼っているネコが、
びみょーに懐いてきているのを、ひしひしと勝手に感じている。
あくまでも自分目線で。

前に一度玄関にネズミの生な死体を置いて行ったので
腹立っていたけど、見せたい習性があるんだとわかってから、
「グロな身体能力見せやがってー」とちょっとかわいく思いだした。

夜中にゴミを出す時には大体いつもアパートの廊下にいて、
最初は見たらすぐに逃げてたのが、だんだんと逃げなくなって来て
少し距離を置いてミャーミャー言って来る。

昨日はもうちょいのところまで近づいてきて逃げたけど、
今日は逃げずに少し近づいて来た。
日々結構な進歩。
とにかくエサをやらずに、人間力だけでどこまで
懐くだろうかという小さーい遊びです。

そういえば昔ナウシカ好きの人が、人間力だけで懐くと思って
犬に手をやさしく差し出してガブッと噛まれ、
ギャーっと全く余裕なく引っ込め、
全然やさしく接しなくなったという話には笑った。

世の中アニメのようには行きません。



2004/11/17


「等身大だまし絵?」



今日自転車で走っていて、なにげにマンションの方を見上げると、
マンション3階ベランダに人がぶら下がってる!
(添付写真の真ん中の赤い人)

こんな恰好の素材を見つけたからには、毎度の妄想推理も始まります。

「この赤い服の男は不倫中にダンナが帰って来て、
 奥さんに"急いでベランダに隠れて〜"と言われ出たものの、
 隠れる所がなかったから手すりにしがみて
 "奥さんもう大丈夫?奥さ〜んそろそろ限界"と言っているのか?」

コメディー系不倫ものでは定番のシーン。とはいえこれは現実。
そんなベタなことはさすがにないだろう。

「もしくはこんな人目に付くことなど構いもしない、
 ド変態のストーカーか?ということはあそこは女子の部屋?
 どんな娘住んでるのかな〜。」

あっ、脱線してストーカー側の妄想になってました。失礼。

「それとも、新手の鳶職の一種か?それとも...」

なんて思いながら近づいていくと、
なんてことはない、上下赤の服を着た等身大の人形だった。

なんてことないけど、なんで自宅のベランダの外側に、
見えるようにしてそんなリアルな人形をレイアウトしとんねん!
ということなんです。しかもぶら下がってるように。

「うっかり外に置き忘れて」なんてことは考えられないので、
近所に向けての「趣味がだまし絵なんです」というアピールかな〜。
謎ぉ〜。なんにしろおもしろサービス過剰か変な人でしょうね。

一応明日もあるか見て来ます。






2004/11/16


「トークと試写」



いつもの映画館大小便誘発問題を避ける為、
体調整えてから友人に誘ってもらった、
おすぎ&戸田奈津子トーク付き「ターミナル」の試写会に行って来た。

おすぎ&戸田を観るのは初めて。
袖から出て来て一言目の生「おすぎです」(いつもの発音で)で、
すでにちょっと満足した。

トークは日本映画界問題、嫌いな芸能人(上沼恵美子も嫌いらしい)、
ショウケン問題、ナベツネ+堤の税金問題へと飛び火しながらも、
一応試写である「ターミナル」にも最後に触れる形で、
1時間たっぷりとあった。

試写なのに試写作品全然褒めないのはさすがな感じ。
あと、ショウケン問題、ナベツネ+堤の税金問題などは、
ラジオですでに聞いていたので、
結構重複していろんなところで話してる模様。
ラジオはコチラで、
http://www.joqr.co.jp/yaruman/micside.html

映画は可も不可もなく、観終わってホッコリする感じ。
季節的に寒くなって来たので、
日常的なファンタジーでホッコリしたい人はどうぞ。



2004/11/15


「観賞について」



なんだかんだ時が経つのは早いもので、
現代美術館でやっているピカソ展になかなか行けないでいる。
始まった時には、週末は混んでるから平日を狙ってなどと思いながら時が経ち、
そのうちぼんやり忘れて中だるみが来て、行かなかったりすることが多い。

前に上野の美術館のモネの時は今日で終わりっていう日に
偶然思い出して、夕方ギリギリで観れた。
この時は全部観終わって、もう一回でっかい睡蓮の絵を
観に戻った時に閉館の音楽が鳴り始め、 誰もいなくなったフロアーで一人、
絵を独占出来るという結構な贅沢感を味わえた。

美術館というゆっくりした場所だけに、
警備員もわざわざ急かしたりはしなかった。
画集は一人で観れるけれど、本物を一人で観る機会なんてなかったから、
すごい向かい合って集中出来た。

気になる絵を観る行為は、かなりその人その人の精神的行為なだけに、
日曜日とかにうっかりおばはん集団とかの流れで観ると、
ほとんど集中出来ず、おばはんの会話の天然さ
(「◯◯さん所の長男美大受かったみたいよ」
 「こんな絵描いてるのかしら」
 「まさか〜」
 「でも一浪ですって」など)の方にひっぱられたりして、
なんの為に来たのか本末転倒気味に美術館を出るハメになったりする。

若者向けの展覧会だとそんなこともないと思うけど、
大物系では頻繁に起こることだけに注意が必要。
ほんとに入り込みたいくらい好きな絵の時は、
料金倍払ってもいいので一人で観れる空間作って欲しい。
せつに思う。
3倍でも。
それ以上は要相談。



2004/11/14


「散髪」



やっとのことで昨日夜に散髪。
家で切ってもらうようになってから、ほんと無精で
三ヶ月にいっぺんくらいのペースで切ってもらっている。
前はTーシャツ展始まるから、サッパリしないと
かっこつかないので、やっとのことでカット。

なんかちゃんと外に出る用事ないと、
帽子でごまかすクセが年々ひどくなっている。
帽子も段々汚くなって来たので、新しいのを買わないと。
いいのあればおせえてくださいな。
(っていうか一ヶ月に一回ちゃんと切れって話ですけども)

芸能人はあれだけ観られるシビアな世界にいるから、
だんだんキレイになっていくのでしょうね〜。
今日おしゃれカンケイで観た夏木マリもキレイだったなあ。
52であの容姿!さすが湯婆婆。



2004/11/13


キリンハサミ」


刃の部分がキリンの模様になっている、黄色&茶色のハサミを買った。

「なんで数ある動物の中からキリンにしたのかな〜?」
「刃の部分に模様とはなんとも」
「誰が買うんやろ〜」 なんて思いながら、自分で買いました。

チョコバナナにも見えてくるこのデザイン。
日本ではありえないセンスです。






2004/11/12


具体とイメージ」


今日はロビンさんと、
ロビンさんの同級生のカメラマンのスタジオに遊びに行った。
家から自転車で行くと、7分くらいとものすごく近い。

前は内装屋の倉庫だった所を、
ほぼ自分一人で内装屋レベルの仕事をしながら
作り込んでいたのには驚いた。
天井も高く、広々としていて実に気持ちの良い空間。
借りているとはいえ、確実に自分の空間を持ち、
地に足着いて仕事をやってきている感がある。

前に読んだちょっと神秘主義入ってる本(ばなな推薦らしい)に
「とにかくイメージしていかないと、具体化していかない」
という当たり前だけど大事な話があった。
細部までイメージを具体的にすればするほど、
それが現実にフィードバックしてくるらしい。

簡単そうなんだけど、これが結構難しい。
生活面でいえば、たくさんいいものを観ておかないと、
いい生活のイメージ(良い家具、良い家、良い庭など)は湧かないし、
たまにいいものを食べていないと、
おいしいものを食べているイメージが出来ない。
もちろん仕事も。
しかもそのイメージを持続していかないと意味がない。

大変だけど今日このスタジオを観て、
かなり具体的にイメージしながら持続して行かなければと、
心に強く誓うのでありました。
(前にもそう思って持続1週間くらいだった...今度こそは)




2004/11/11


大家と工事」


最近また夜型人間になっていて、朝方寝る感じ生活。
そんな時にガスと電気の故障を診てもらう為に、
朝9時から大家とガス屋が訪問して来た。

入居して3年半になるが、大家に会うのは初めて。
不動産屋の話だと「いい感じの御老人ですよ」とのこと。
しかしやってきたのは、老人というよりかはまだ油の乗っているオッサン。

最近このアパートの大家になったらしく、
「アパートの中見るのは初めてなんだよ」と露骨にそこいらを覗いたりして見ている。
根本的な悪人ではなさそうだけど、どうにもガサツなオッサンとは相性が悪いので、
ちょっと嫌〜な気分に。

格好は、久しぶりに見た紺ブレ、
容姿は左とん平と大地康雄を足して2で割った感じ。
&ポマードのオッサン臭。

なんというか、このおっさんに毎月家賃払って
寝床をキープしてるのかーという現実が、ズッシリのしかかって来た。
せめてチャキチャキしたオバチャンとか、やさしい老人とかだったら、
こちらから「今月分です!」っていう気持ちになるのになあ〜。
(えらく手前勝手な話ですが)

しかし今日は朝はガス工事、昼は電気工事と、
一日壁を隔てて知らない修理のオッサンと過ごすという、
変わった日になった。なんか疲れた。フ〜ッ。




2004/11/10


「スコス



お気に入りの店のひとつに、スコスという輸入文房具の店がある。
といっても2回しか行ったことがない。
なんか常連的な好きじゃなく、ここがあるということが
精神的にすごい楽になるというか、安心する。

最初たぶん何かのファッション誌で見つけて、
結構おもしろそうだなあと思い、上野に行くついでに出掛けた。
地図通り本郷のあたりをフラフラしていても、なかなか見つからない。
で、やっと見つけたその店は全くオシャレ感のない佇まいで、
近所の殺風景さに馴染んでいた。

アタマの中では結構コジャレた店をイメージしていたので、
探してる最中に店の前を素通りしていたらしい。

例えにならないけど、小学校の時によく行っていた文房具屋&駄菓子屋にそっくり。
ガラスの引き戸が2枚の入り口で、中が見えるような感じ。
中は細かくギュウギュウに商品が詰まっていて、5人で完全に身動き出来ない。
大人の駄菓子屋そのもの。

小さいカゴに100円のシールやら、50円のエンピツ、
250円のノートなど、細かいものならたっぷり買っても1500円くらい。

家に帰って来た時、机に広げる感覚は、小学校の時にカー消しゴムやら、
刺青シールを バサっと広げる時を思い出させてくれる。
スコスはそんな感覚にさせてくれる数少ないお店。




2004/11/9


「長いカップル



道沿いを歩いていると、
交差点の角でブチュ〜っとキスしてるカップルが見えた。

まあそういうことはたまにあるもの。
で、交差点まで着き信号待ちしていてもまだブチュ〜。
長いなあと思いながら、信号待ちすること1分弱、まだしてる。。

クルマもひっきりなしに通ってるし、
自転車、歩行者も結構通っててみんな見ている。
しかも露骨に見ているオッサンまでいる。

信号を渡りながら、まさかなんかTVのカメラでもあるのかと、
周りを見渡したけどそんな気配もなし。
横を通り過ぎている時もまだまだしている。
最初に見えてから4、5分はしていると思う。

どうなんでしょう?これは若者の欧米化?
それとも、親の反対を押し切ってまで付きあおうとした2人が、
なにかの理由で離され、やっとのことで出会えた感動の場面に
たまたま遭遇出来たのでしょうか?(と考えるとすごいラッキー?)

しかしどうみてもそんな風には見えないカップル。
殺風景な交差点でそんなドラマチックに出来るなら、
布団ひいたらまさかチョメチョメしちゃうんじゃないの?って、
中年からの毒オチで失礼しました。

 



2004/11/8


「緊張感



ひさ〜しぶりに我が家で打ち合わせ。
人が家に来るとなると、細かい所まで掃除や片づけをすることになる。
これがほどよくいいんですね〜。
緩すぎる日常にいい緊張感をもたらしてくれる。

うちの実家もオトンが家でちまちま作業しているので、
生活臭と仕事臭がほどよくブレンドされている。

高1くらいの時に毎日やることもなくダラダラしていた時(夏休みだったかも?)、
一度だけあまりのダラダラ具合に、オトンがキレて説教して来たことがあった。

キッカケとなったことや、怒った内容については覚えてないが、
端々で出て来た"緊張感"という単語だけは鮮明に覚えている。
「緊張感が足りないから〜〜」
「緊張してないからもの考えない」
「もっと緊張感持って毎日生きろ」的に出て来たと思う。

言われてる時は「はよ終わらんかなー」としか思ってなかったけど、
その後自分でもちまちま何か作るようになってから、
その言葉がよく思い出されるようになった。

会社やグループだと、人目があることで
緊張感を保ついい刺激になるけれど、
一人で作業していたりすると誰も怒らないし、
当然やりなさいみたいにおせっかい焼く人などいない。
自分でいい意味で緊張感を作っていかないといけない。(なかなか難しぃ〜)

だから、緊張感を持てみたいなことを言っていたオトンは、
わしに言いながらも自分に言い聞かせていたんだなあと、
自分がよく似た環境になってからわかった。
まあ人に怒ったりする時は、はからずとも自分に向けて
言っている時がよくあるもんですよね。

なかなか自分で緊張感作るの難しいので、
今日のようにほどよい緊張感をもたらしてくれることは、
なかなかありがたいことです。



2004/11/7


「青山の落語会



鶴瓶落語会へ行って参りました。

落語会というものに行くのが初めてだったので、結構ドキドキもの。
しかも自意識過剰なので、
"もしかしたらステージからの客いじりでいじられるかも"
などと妄想もふくらむ。

そして始まって前説的に鶴瓶の登場。
まだ何もしていないし、たいしたこと言ってないのに
出て来ただけですでになんかおもしろい。
とにかく笑わせられながら、その圧倒的な存在感と包容力で
すっと完全に持って行かれてしまう感じ。

桂昇蝶の落語もその後の鶴瓶落語も全部おもしろかったけれど、
鶴瓶って人は、もうその存在だけでおもしろさが成立する、
稀な人だということがわかった。それがこの日一番の収穫だった。



2004/11/6


「ラジカセクルクル



一昨日アマゾンで買った小さいラジカセが届いた。
値段はなんと800円!
これ以上安いのはたぶんフリーマーケットくらいにしかなさそう。
買ったのは家のオンボロステレオが、
ついにTOKYO FMとJ-WAVEくらいしか電波を拾わなくなって来た為。

ここ半年くらい作業中にラジオばかり聞くようになっている。
最初は主にインターネットラジオを探して聞いていた。
それらはAMで放送されたものを、何日かおいてサイトにアップしたもの。
ほとんどはダイジェスト版に編集されていて、
おもしろくなりそうなところでカットされていたりもする。
(CMカットされているのはありがたいが)

関西圏のラジオは無理だとしても、東京でやってるものは
リアルタイムで全部ちゃんと聞きたいなあと思うようになってきたので、
800円のラジカセを購入することになった(とにかく安いもの!)。

正直、色もブルーでデザインも悪いラジカセ。
けれど、FM・AMすべてクリアーに拾って届けてくれるので、
選曲ハンドルをクルクル回していろいろなチャンネルを聞きながら、
だいぶアナログ感を楽しんでおります。
次はニッポン放送、お次はTBS、さっと飛ばしてインターFM。

作業机の横に配置してクルクル選曲していると、
なんとも受験勉強をしていた中学時代に戻ったような感覚になるな〜。






2004/11/5


「最近気になったデザインあれこれ



※井上和香「ワカコレ」表紙

ドインパクト! 唇&胸のみ。

※ジョナサン三宿店のドリンクバーの表示

ドリンクバーという言葉の周りに手描きで大量のキノコ。
その背景には大量のマリファナマーク。
ドリンクバーの文字がグンニャリしてるようなしてないような。
なんだかんだ平和なんですね〜、
日本は。

隠し絵

久々良く出来てるなっと。

ブルース・リー ネクタイ

ブルース・リー別に好きじゃないけど、プレゼントにはいいかなあっと。



2004/11/4


「Live Bootlegs



友人から、 ジャック・ジョンソンとドノヴァン・フランケンレイターの
8/6渋谷AXでやったライヴのブートレッグMP3をもらった。

あの日の会場の空気がとてもリアルに出ていて、えらくいい代物。
「かっこいいー」「チョーヤバイ」「今一緒に歌ってた〜」など、
真横にいた客の声がダイレクトに入っていて、
知り合いの知り合いみたいな人と一緒に観に行ってる、
なんとも言えない臨場感まで体験出来ておもしろかった。



2004/11/3


「俳句から日記



おとついの日記の最後に俳句を書いて、
そういえばここんとこ全然俳句してなかったなあと改めて思った。
日記を書き出してから俳句の必要性がなくなったのかもしれない。

俳句は習ったこともないし、本も全く読んだこともないので
詳しいこととか全くわかんないけれど、
とにかく5・7・5に当てはめるのがおもろいというだけで、
どこにいてても思い付いたら携帯にストックしていっていた。

たまに人に見せたりすると、季語も整理も出来てないから何これって笑うけど、
楽しんでやってるのが伝わると、これとこれがいいんじゃないとか言ってくれたりした。

そのうちストックもそこそこ貯まって来たので、
素人俳句会の登竜門である「お〜いお茶新俳句大賞」に送ってみた。
以下がその時送った5つの俳句。

どうしたの ところ構わず いい笑顔

旅の宿 窓辺に薫る 潮の息

駆け抜けた 若気の時は メ−ルの中

がぶり噛み 血の跡くっきり 歯周病

ワンルーム 入浴剤で 夢心地

結局、箸にも棒にもかからなかったけれど、
妙にスッキリするものがあって、ある意味チャレンジ成功だった。
楽しかったら何やってもヘタでもいいんだ〜っていう、
シンプルで当たり前のことがハッキリして 気持ち良かったのかもしんないなーなんて思った。



2004/11/2


「厨房と常連と私



今日昼にラーメンを食べに行くと、
カウンターの女の人と、厨房の3人家族(父、母、娘)が話していた。
店は満員だったけど、一人客が多くその4人の話声だけが響いていた。

女の人「さっき出て行った人キレイだったね〜」

娘「あっ、それ私の友達!(ちょっと自慢げ)」

女の人「そうなんだ、おじさん中華そばー」

女の人「なんか最近胸が痛いんですよ」

母「寝違えとかじゃなくて?」

女の人「しこりはないんですけど、なんかここんとこ痛いんですよね」

母「なんだろうね〜」

女の人「恋の病かな?(エヘッ)そういえばこの前お茶した     
    医者に診てもらえば良かったなあ〜、だったら無料だし」

父「ちゃんと診てもらわないと、ちょっと診てもらってもわかんないよ(ちょい怒り気味)」

女の人「そうですよね(ちょい反省)」

母「ところで小林君元気?」

女の人「えっ(つまり気味)、そういえばこの前偶然地下鉄で会ったなあ。。」

母「元気そうだった、やっぱり合わない感じ?」

女の人「そうですね〜、ちょっと変わってるから」

母「そんな風には見えなかったけど。小林君ていくつ?」

女の人「29ですよ」

母「へ〜、そんな歳なんだ。で、あんたはいくつになったの?」

女の人「32ですよ〜!」

父「32か〜!」

女の人「見えないでしょ〜」

こんな近所付き合いみたいな会話したことないなあ〜、と思いながらラーメンをすすった。
隣の一人客と食べ終わるタイミング一緒で、 お互いちょい気まずかったけど、相変わらずうまい!
この一龍ラーメンと三茶の来来来チャンポンはほんとうまい!
珍しく人に薦められる店です。



2004/11/1


「やる気レスDAY



う〜っ、今日はなんとも調子が悪い。
変にあったかいせいか、湿気のせいか何かわかんないが、
なんとも気分がのらない。やる気レスDAY。

気分変えようと、いろいろラジオを聞いてみたりしたけど、
どれもあんまりおもしろくなかった(これは気分と無関係)
音楽でもないしなあと思い、フラっとコンビニまで散歩に。

20世紀少年の最新刊が出ていたので、よっしよしと思い購入。
帰って来てから読み出したけれど、話が重くなっている...
普段ならそんなに気にしないけど、気分転換希望の時だったので、
おもしろいけどもうちょい軽めが良かった。

先週、上沼恵美子がラジオで言っていた、
「秋の夜長はほっこりしたいわー、心がポッカポカしたい」って 言ってた感じに、
今日はなってたみたいです。

ここで一句、
やる気レス 探すとないよ ポッカポカ
お粗末。



2004/10/31


「映画鑑賞「お前はどこの〜」



開演ギリギリセーフで、
天久聖一のお前はどこのカンヌじゃ?」を渋谷まで観に行った。

メインの映像は、天久さんの撮った「悲しみジョニー」という
言葉で説明するのは難しい感覚のロードムービー。
他にもオムニバスみたいな感じで、カツキさんの「赤ちゃん」など
2人の制作したいろいろな映像が流されていた。

ほんとにいろんなタイプの映像が上映されているので、
それぞれ好き嫌いはあると思うけれど、どれも実験的で攻めている映像ばかりだった。
その中で一番新しぃーというか、プッと声出し来たのが、
「悲しみジョニー」のカツキさんリミックス。

「悲しみジョニー」で使われていた映像のパーツの中の
一部分(歩行者のオバハンの変な顔とか)を切り抜いて、
それをコピー&ペーストのように違うステージ画面で組み立てて編集し、
おもしろいコラージュ笑い映像に 仕上げられていた。

このリミックスのフォーマットで、
他にもいろいろリミックスされたらおもろいのになあ〜と、勝手に妄想しながら帰った。
11/5までみたいなので、観に行く方はお早めに。



2004/10/29


「(反省)



寝る前にいつもわしの日記を(いつの間にか)読んでいる友達がいる。

で、今日寝る前に一言「昨日の日記おもろなかったで」。
なんともシンプルかつ響く一言。
「なぬん」(驚)→「ムキッ」(怒)→「ウ〜ン」(考) →「やっぱし」(寒)と
1分くらいでいろいろ感情移動したが、やっぱし気付きおったかーとなった。

昨日寝る前に久しぶりに飲もうと思って、焼酎をロックを飲んでいた。
2杯目くらいですでに眠くなっていたけれど、松本人志のラジオが聞きたかったので、
日記を書きながら聞いていた。
笑いながら聞いていたせいか完全に酔いがまわり、酔っぱらい独特の
ダジャレやパクリがしたくなってきたのだ。(これがタチ悪い)

けれど一人で話す人もいないので、聞きながらの日記の中に、
波田陽区口調と、ラジオでまっちゃんが言っていた
「どうしたらいいんじゃい!」をパクって、酔った勢いで放り込んでしまった。

まあ誰かの為に書いてるわけじゃないけれど、
朝起きて読んだ時に、寒ーっとシベリアあたりの風が 世田谷にまで届いたようだった。。

中年リーマンのような、パクリやダジャレは100%禁止の方向で、
ストイックに生活していきます!(反省)



2004/10/28


「スッポリ入ってた」



とにかく地震の怖さをリアルに感じる今日この頃。
昼のメグミの番組を観ていたら、地震の専門家みたいなおっさんが、
「ほとんどの家やマンションは大丈夫ですよ、
だから無闇に外に出ずに家で待機してください」って言っていた。

けれど、「80年代前に作られた建物は危ないので、すぐに避難してください。
新車一台分くらいで 補強出来るので今のうちにしてください」
って(寒いの覚悟で)言うじゃな〜い。
「うちのアパートはスッポリ80年代前に作られてるし、
新車一台分の補強なんてされませんから」って叫んで、 切なくなりました。
どうしたらいいんじゃい!

なんとか近所の小学校まで、
全力で走れるくらいの体力を保っていくしかないようです。



2004/10/27


「エルフ友の会」



エルフ友の会」というコミュニティ&フォトページを、EDiTサイト内に作りました。

おもしろ情報共有と、耳長フォトギャラリーをリンクしていけたら
おもしろいかなーなんて思って、勢いで作りました。
しばりは特にないので、友の会という名前通り、
ゆる〜い場所になればなあと。

お暇な方は是非とも参加待ってまーす!







2004/10/26


「"良薬口に苦し"スピリット」



このところ毎日お酢を飲んでいる。
酢の効果は、日常生活の中で判断しずらいけれど、
酢を飲んでから風呂に入ると、いつもより大量に汗が出るので、
血行は多少よくなっていると思う。

最初は家にあったものを、バーボンのような感覚でクーっとなりながらロックで飲んでいた。

その次は石垣島のもろみ酢(もらいもの)。
これはかなりまろやかだけど、黒砂糖が入っていてちょい甘い。
でも酸っぱさは健在なので、ロックにして薄めて飲んでいた。

で、今回入荷した酢が、シークヮーサーもろみ酢(もちろんもらいもの)。
これは完全にジューーース!!
飲んだ感覚からすると、酢1.5:シークヮーサージュース8.5。
全く薄めずに、そのままゴクゴク飲めるくらいのジュース加減。オーマイゴー。

同じ酢だから、身体的にはなんら変わらないかも知れないけど、
精神的にはどうもしっくり来ない。
只でさえ日常生活の中で判断しずらいものだから、
唯一効いてるなあと思わせてくれる酸っぱさがないというのは、正直物足りない。

飲みやすくなっていってるのに、足して欲しい気持ちとは、
合理的に考えたらおかしいけど、"良薬口に苦し"スピリットを
小さい時からトラウマのように刷り込まれた者にとって、
何か引っかかるものを欲してしまうのです。

正露丸も、糖衣になってるよりくさい方が効くように思ってしまうし。あー矛盾。







2004/10/25


「ピーピー」



晩飯を食べた直後、お腹ピーピーに。
3回もトイレ往復。レバーがどうも怪しい。
スッカラカンになって、しばらくボーっとソファーでTV。
思考停止していたので、スマスマの墓場情報も脳にインプットされなかった。良かったー。

ボンヤリしてたらあいのりが始まっていた。
この番組嫌いなのに、見出すと最後まで観てしまう。
うまいこと編集されてる以外に、やっぱり今田の存在がすごい効いてる。
今田目線が組み込まれてるおかげで、世の中ハスから観てる人の席も、
番組の中に用意されているように錯覚してしまう。

お腹ピーピーのせいで、"スマスマ〜あいのり"と変な時間をまたいでしまった、ブルーマンデー。




2004/10/24


「真っ白ジャンケン」



懐かしぃジャンケンゲーム機を、ひさびさ発見した。

中央にグー、チョキ、パーと、ランダムに表示されるグラフィックがあり、
それに対して、3つのグー、チョキ、パーボタンを 押して勝負するという、
とんでもなく単純なコインゲーム。
(82年当時は一回10円か20円)

この単純なゲーム機に300円くらいの大金を貢いでいた。
こずかい500円中の300円は結構痛かった。
勝ったとしても、ここでしか使えないコインが出て来るだけで、
その店の経済システムの中にまんまとはめ込まれていた。

それでもそんなことには気付かずに、
豆が出てくるからボタンを押すサルのように、
ボタンを押してコインを受け取り、コインを入れてはボタンを押す
といった ミニマルな行為を、ド集中で楽しんでいた。

大人になっても、3つのボタンを朝から晩まで押してる人はいるけれど、
ジャンケンゲーム機の頃と同じ真っ白作業は、今となってはなかなか無理ですね〜。
あっ、でもbpm120前後で踊るのも、同じ真っ白作業だったーー。
やっぱり真っ白作業好きだわ。
否定しといて、スロットやってる人と基本は同じだった!いやはや。






2004/10/23


「キレイな虫たち」



おもしろい本を購入。
珍しい昆虫をシンプルキレイに撮った本。

日常生活の中で、あまり虫に興味は湧かないけど、こうやって一匹づつ拡大されて、
シンプルにレイアウトされていると、ひとつひとつのパーツのキレイさにもっていかれた。

虫の羽根ってガサガサしたイメージあって、どっちかっていうと気持ち悪いのに、
アップでそこの部分だけ見ていると、すごいキレイで不思議な形態。

カブトの正面アップ(一番右)はガイコツ怪獣みたいでカッコいいし、
ながーいトンボ(真ん中)はおもしろくする為だけに、
長くされたみたいな感じでおもしろい。初見は絶対合成に見える。

模様や質感など、いろいろデザインのアイデアに転用出来そう。
自然の奥行きの深さには、ほんと脱帽しやす。







2004/10/22


「来週楽しみ」



先週少し危うさ感じたけど、金八面白くなって来たなあ〜。
来週楽しみ。大村昆似メガネと拡声器が、泡ふいてたのも気になる!

それにしても日本シリーズ!延長するなよー。危うく録画逃す所だった。
直接撮ったからCMカット出来なかったし。
ほんと野球延長は、興味のない人間にとって嫌な慣習です。




2004/10/21


「腰巾着風に」



今日はスカッと晴れて気持ちいいし、目覚めもスッキリ。
いい気分なんだけど、アイデアが浮かばんなあー。
こればっかしはどうしようもないので、散歩したり 立ち読みしたりしながら、
アタマを考えさせたり休ませたり。

で、立ち読みからの墓場情報を腰巾着風にいくつか紹介。
* キンキ剛くん、ホンマモンになりたいらしく、結構ノイローゼ気味らしぃですぜ。
* キャシャーンの紀里谷、嫁のことを 「ヤツは頑張ってるなあって思っちゃうよ」って、
  UTADAのことヤツとか言っちゃうみたいですぜ。
* 南野法務大臣って、絶対ジョージ秋山のキャラですぜ。

こんな墓場情報でよけいアイデアが出なかった10/21でした。
それにして南野法務大臣ってCG?それとも妖怪?どっち??




2004/10/20


「ランチ"未来妄想"タイム」



近所のカフェでゴハンを食べていると、そこのママさんの娘が帰って来た。
小4くらいの娘はカバンを置くとすぐに、
店のカウンターにあるマックを触り始めた。
ススッとマウスを動かし、インターネットエクスプローラーを開き、
何やら犬のBBSらしきHPを見ている。

スクロールしながら書き込んである文章を、食い入るように読んでいる。
その後ろでゴハンを食べながら、 その姿を食い入るように観ているヒゲ帽子。

その内に、そのBBSに書き込みをし、他のHPに行ったりしながら、
また戻って来てスクロールし、チェックしながらまた書き込んだり。
そのスムースな動きからして、どうも毎日の当たり前の作業な様子。

今の時代、当たり前に家にコンピューターがあるから、
こういう風景も当たり前っちゃ当たり前だけど、
目の前で観ると、より実感としてわかった。

8,9歳くらいからゲームをするようにパソコンをしていたら、
BBSでも、出会い系でも、ミクシィでも、なんでも先入観なしに、
おもしろいかおもしろくないだけで判断するんだろうなあ。
それが良い悪いかは別として、コミュニケーションの感覚が
もうひと階層増えるだろうなあと、ちょっとわくわくする。

そのひと階層増えた時の感覚をどんな風に感じるのか?
どういう名称で呼ばれたり、分けられたりするのか?
それとも全然今までと違う形で表現されるのか?などなど、
身近なランチタイムに、少し未来を妄想した。



2004/10/19


「眠い」



今日はとにかく眠いーっ。
ちょっとソファに座ってテレビでも観出すもんなら、
10分くらいで知らん間に寝てしまっている。
本格的に寝る寸前で現世に戻ってなんとか作業出来てるが、
起きることにこんな労力使うとは。トホホ。

しかしまたも台風とはどうなってるんだろーなー?
9、10月のこの時期が毎年こんな天候になったら、
ほんとに嫌だなあ、ファーァ(アクビ)体調も悪くなる。

スピー、スピー、ンガガガガガッッ、パチッ(鼻ちょうちん割れて)
あっ!現世だ。

こんなくらい油断もなく寝てしまう。
では、続きを。

1年の嫌いな月ランキングに、この時期が確実に入って来そう。
1位2月、2位6月(梅雨)、3位10月、4位9月。
この感じ続けば、3,4位は確実にこの時期になりそう。
1,2位はなかなか揺らぎようない感じ。 ファーァ。

ZZZZZZZZ.....ZZZZ.......Pachi(鼻ちょうちん割れて)
あっ!現世だ。

天丼はこれくらいにして、もう寝ます。おやすみなさい。



2004/10/18


「考えるヒト(人)」



明日(今日?)からワールドダウンタウン終わった枠で、
ダウンタウンの「考えるヒト〜公募の錬金術〜」って番組始まりますね〜。
発明将軍みたいかなあと言われてるけど、
ワールド〜みたいに、すっ飛ばした番組になってくれることを願います。

関係ないけど、いまやってる仕事のタイトルも「考える人」。
漢字になってるだけで、名前すっぽりかぶってる。
中身は全く違うなあ〜。。とおーいなー。。。



2004/10/17


「感想+情報」



新宿へ行くついでに、オペラシティでやっている
ヴォルフガング・ティルマンスという人の写真展に行ってみた。

名前知らなかったので、全然知らないかと思ったら、
コンコルドの写真集とか、有名なミュージシャンの写真などを
撮っている、すごい有名な人だったご様子。

しかし、 どれも良い写真だなあっていうのはわかるんだけど、
自分との接点が最後まで見出せなかった。。
なのでなんか見終わった後も、ずっとムズムズ感が続く。
コンコルドの写真はおもしろかったけど。

「この人のいい所はこーこーなーのー」
「こういう風に観たらおーもーしーろーいーのー」などなど、
知っている人いたらレクチャーお願いします!

ところで川崎の岡本太郎美術館で、かなりおもしろそうな企画展やってますね〜。
こっちに行きたかったけど、11月23日に筑紫哲也講演会がセッティングされてたので、
筑紫プラスで観に行く予定です。



2004/10/16


「ラスト恐怖症」



昨夜、友人の西氏が家に来て結構飲んでしまったので、なかなか眠れなかった。
いつからか飲むとなかなか眠れなくなるようになってしまった。
飲むと眠れなくなるというのも嫌だけど、それよりもまわり(2人いた)が寝ている状態の中で、
自分だけ寝れない状態になってるのが嫌なのである。
修学旅行の時なんかが特にそうだった。

就寝の合図で消灯されるけれど、旅行でテンション上がっているのに、急に消灯されても寝れるはずもない。
暗くなってもしばらくはうだうだと話しているけれど、話してないやつから一人また一人と寝だしていく。
この辺りから空気がなんとなく寝る空気になっていき、しゃべっていたやつもアクビをしだす。
ここで "寝るの最後になるのは嫌やなあ" という思いが、なんとなく全員に行き渡ってる感を感じる。

それでみんななんとなく、寝る7:しゃべる3くらいのバランスにフェードアウトしていく。
そして寝る10の空気になっていっても、テンション上がってしまってるから、
なかなかクールダウンせず眠れない。
そうなると悪循環で、"早く寝ないとこのままでは恐れていたラストに..."
みたいなおかしな状態になってくる。そうなるとますます眠れない。。。

それから10分くらい経つと、さっきまでしゃべってたやつの布団からも、スピースピーと深い寝息。
「寝るなー、死ぬぞー」と遭難風に振り起こしてやりたいが、 そうもいかず隣を見ると、
鼻が詰まってるせいで口を開けて しんどそうに寝ている。
「ムッ、うぬまでもが眠りに!」と 完全に置いていかれた気分に。。

他にまだ寝てないやつがいるかも知れないなんて考えは一切なく、
"恐れていたラストに来てしまった" と虚脱。

しかし一回虚脱してしまうと開き直れるもので、
あちこち体をクネらせて寝るポジションを探しているうちに、妄想から夢の世界に入っている。

こんなラスト恐怖症みたいなもののせいで、
まわりが寝ている状態の中で、自分だけ寝れないのが嫌なのである。



2004/10/15


「風に舞うビニール袋」



秋の風でスーパーの白いビニール袋が道に舞っていた。
袋が膨れ上がって高く上がったり、地面すれすれを低空飛行したりして。

映画「アメリカン・ビューティー」を思い出した。
主人公の隣に住む高校生が、ビニール袋が風に舞うだけのビデオを撮っていた。
観た当時、そのビデオを撮る高校生の感覚を、
若さゆえの客観じゃない達観みたいに思っていた。
でも今日舞っているビニール袋の、あまりに価値のない空虚な状態を見て、
そのせつない演出の奥深さを、全然読み取れてなかったなあと思った。
そこまで読み取れる心の余裕がなかったなあ。

今、前よりどれだけ拾えるか、いろいろ見直したり、
再考していくのも良いかなあと思う出来事だった。



2004/10/14


「本日の収穫」



今日はよく声出して笑ったー。
わいわいしたトークでの笑いではなく、TV、ラジオからの受け身笑い。

○汐留スタイルに出てた江守徹
常に酔っぱらってるように見える徹。
なぜか浴衣で庭に水まいてる写真がツボにハマってフキ出した。
学校に入って来た犬のようなマイペースっぷりがすごいいい。
どの番組で観ても必ず浮き出ているし。徹つながりで、渡辺徹もおもろいなあ〜。

○上沼恵美子のラジオ
喫茶スナックのママと常連のシチュエーションを、
上沼1人で声色変えつつコント仕立てに!
2回聞いても声出し笑い。軽く涙も出る始末。

○稲垣吾郎の深夜番組での友近の熱唱
歌と顔(キャラ)のギャップの高低差でいつも笑ってしまう。

○爆笑問題のラジオ
なんか安心しておもろい。すごい。

○ナイナイのオールナイトの後半少し下ネタの替え歌。
ドギつい言葉を並べていくとやっぱり本能的におもろい。

今日は結構収穫があった一日。しかも全部タダで。



2004/10/13


「コクな言葉」



「おまえはどこのワカメじゃ」という、柳沢慎吾でお馴染みの石立鉄男のセリフ。
このワカメラーメンのCMも相当古いCMだし、
石立鉄男って25歳以下の人はほとんど知らないでしょー。
TVにも出てないし、再放送も民放ではほとんどやってないし。
(昔はアフロ+アクが強くて嫌いだったけど、今観るとすんごくいい)

でもこのセリフだけは、1ヶ月に1回くらいTVで観る柳沢慎吾から発せられ、
お茶の間のワカメラーメンのことなど知らない年齢層にも、
出所不明のなんとなくおもしろい言葉として響いているように思える。
(海辺で遊んでいる子供が、浮いて流れて来たワカメに、
「おまえはどこのワカメじゃ」とか言ってるとか言ってないとか。)

なんかそういう出所不明で意味不明だけど、おもしろいニュアンスを含んだ言葉って、
小さい頃から結構好きだったりする。

坂上二郎の「飛びます、飛びます」、
財津一郎の「キビシィー」、
桂三枝の「オヨヨ」などなど。
出所とかリアルタイムでの使われ方など知らなかったけど、
言葉の響きとマネてる人の愛情で、そのセリフ自体が魅力を帯びていて、
こちらも自然に受け入れてしまう。それで使ってみたり。

全く科学的じゃないけれど、長年愛されてきたおもろい言葉とかは、
その時間の長さと使用頻度で、老舗のウナギのタレみたいにすんごいコクが出て来て、
知らない人にも染みーてくるのではないかなと。
意味じゃなくコクで引き寄せられる感じ。

長くはかれてキレイに色落ちしたジーンズみたいな。
ギターの腕が擦れる所の削れた感じみたいな。。
長年使ってクタクタになった革のサイフみたいな。。。
だんだん脱線してきたので、今夜はこのへんで失礼します。



2004/10/12


「華氏鑑賞」



連休明け雨降りという、この上なく映画館ガラガラ感のある日に、
これまたちょっと中途半端な時期の映画、華氏911を観に行った。

予想通り映画館はガラガラで、真ん中の真ん中という絶好の位置で鑑賞。
本日は便意(大)も来ずに最後まで飽きずに観られた。

感想を何点かをば。
泣いた所。
始まってすぐの真っ暗の画面に9:11の轟音シーン。
全く映像のない真っ暗の画面に、あの日の映像が脳内から鮮明に写し出される。
すんごい虚無と矛盾、喪失が来て、自然と泣くしかない状態に。怖い。
同時にここの編集はほんとにすばらしいと思った。
コンセプト通りアタマの中で映像化された。

とにかく速い所。
2時間言いたいことをよそ見させない速い編集テク。
いろんなネタをひとつのコンセプト(ブッシュを引きづり下ろせ)で、
次から次へとリズム良くつないでいく。すんごいグルーヴ感。
(西部劇の合成シーンみたいなユーモアは、あんまり挟まれてなかった)
24も異常に速かったけど、こちらは圧倒的に情報量多いだけにすんごい。

観終わって思ったのは、なんかロックだった所。
誰もが感じる当たり前のリアリティーを、
なぜ、どうして、わからないであらわしてる感じがした。
そんな感じがロックな感じ(文学な感じ)だからどうしても惹かれてしまうなあ〜。
レボリューションとかアナーキーとかレベルとか好きだったし。
(それだけじゃなくリアリティとしても)

しかし民主資本主義みたいなことって成立するんでしょうか〜?
建て前じゃなく実際問題。しかも政治的なところで...
ないアタマで考えたら、白い煙りが出て来たのでこの辺で失礼します!
(ブッシュは背中に受信機付けたりしてるし、なんだかなあ〜)



2004/10/11


「片目熊」



もらった小さな白熊のヌイグルミがあまりにかわいく、自分(環境)とバランスとれてないので、
伊達政宗、ハーロック、水島新司キャラなどの片目キャラににさせていただきました。

これぐらいでなんとかバランスとれそうな、とれなさそうな...
なにやってんだか、全くもって。 己のバランスが完全に狂っとります!






2004/10/10


「音重要」



人から借りパクして、7年も愛用し過ぎた ヘッドフォンがとうとうイカレた。

5年目くらいからは音が曇ってきていたが、
ラジオばっかり聞くようになっていたので、
聞ければオッケーという姿勢で、
全く気にせず使っていた。(こういうのがオッサン化している)

しかしヘッドフォンは(ほんと失礼だが)常に人のを
拝借(謝)していたので、どこに買いに行ったらと思ったが、
とにかく一番デカイ電器屋へ行けばいいだろうと思って、
新宿のビックカメラへ向かった。

狙い的中で、大量のヘッドフォンがむき出しで並んでいた。
とにかくいっぱいあると自然とワクワクする。
次々とハメてはハズしてながら確かめていくと、
当たり前に高いものがいい音を醸し出す。
そんなに聞き耳ストじゃないけど、
4、5万のものは 音のクリア&広がりで、意識までファーっと広がる。

でもこれが間違いで、いいもの聞いてから
己の買える身分のものまで降りていく時に、ちょっと嫌〜な気分になる。
「お金ほんしい!」「すんごいAVルームほんしい!」 みたいに
無い物ねだりで計画なしみたいな。

まあそれでも自分に合った適当なものを購入して帰宅。
早速入りっぱなしのスケッチショウのCDを聞いてみると、
アレ?こんな音入ってたかな?という細かい左右の音を発見。
今まで曇った音で聞いていたので、全く気付かなかった。

やっぱりいい音で音楽は楽しみたいと、今日激しく思った。


※24終わった〜。しかし最後の5分の次への展開...
  すぐに観たくなるけど、またTVでやるまで観ないだろうなあ。



2004/10/9


「裸の王様」



"裸の王様"って言葉、ほんといろんなところで使われてるなあ〜とふと思った。

初めて聞いたのが、物語だったのか、歌詞の一部だったのか、
誰かが使っていたのかは忘れたけど、周期的に聞くというよりかは、
常にどこかに潜んでいて、 それがふと漏れ出して来て耳に入る感じ。

漏れ出してても気付かない時もあるし、敏感に気付く時もある。
今日の豪雨のノイズで敏感になって、そんな風にふと思ったのかも。

こんなみんなが使いたくなるような
隠喩的な言葉(物語)とか思い付きたいもんです。



2004/10/8


「雨の日の妄想」



またまた台風、雨雨雨。
全然外に出れないので、昨日撮っておいたダウンタウンDXのビデオ鑑賞。

全体的におもしろかったけど、声出して笑った箇所がひとつ。松方のマグロの話。
外国から帰って来てまっ先にすることが、
マグロが今どうなってるかを、電話で確かめるってところ。

バラエティでああいうキャラをやってるとわかってても、
あまりに大衆と距離のある話だけに、やっぱりわらってしまう。
前にDXで言っていた、カジキの話も最高だった。

昨日の番組の話だし、どっちかって言ったら嫌いな松方の話だし、
完全な10/8の墓場情報でした。


10/ 8  グアムでカジキ
10/ 9  西伊豆シマアジ大漁の日
10/10 太秦(撮影)
10/11 太秦(撮影2)
10/14 ホテルオオクラにて
10/16 久しぶりにマグロ(前編)
10/17 久しぶりにマグロ(後編)
10/20 Vシネマの今後について

松方日記やってたらおもろそぉ...




2004/10/7


「刑務所家具」



自転車で気晴らしに近所をフラリ。
フラリついでに近所の本屋に立ち寄る。

その本屋は半地下で駅に隣接している。
降りていくと何やら目をひく看板が。
「刑務所作業製品 展示即売会場」
「刑務所作業製品...」
「刑務所」
最後は三文字のインパクトに集中する。

本屋手前のちょっとしたスペースに、
ピカピカに磨きあげられたタンスやテーブルが並んでいた。
あと、ベルトがするめイカのように大量に吊るされている。

作りはどれもしっかりしているし、仕上げもプロの作業、それにすべて安い。
しかし、どれもこれも全くと言っていいほど、
古い!ダサイ!ついでになんか怖い!(これは意味的に)
今の時代とはかけ離れたセンスのものばかり。
これだけしっかりと丁寧に作れるのに、 ほんともったいないなあと思った。

田舎の年寄りに向けて即売しているのならまだわかるが、
渋谷半径1kmのこのあたりでそれは難しぃ。

それに変わったもの好きか、そうとうフラットにものを観る人じゃない限り、
普通に刑務所という三文字にはひくと思う。
逆に表示なしに売ることは出来ないし。

それならいっそうのこと、そこを逆手にとって
IDEEなんかが刑務所で作られたことを いい意味でコンセプトにして、
デザインから関わって作ったりしたら、
人件費激安でいいものが作れるんじゃないかなあと、人任せだけどそう思った。

そうじゃないと、ここまで上達した技術が 全く社会に還元しないし、
もったいないなあ〜とぼんやり。
IDEEさ〜ん、全く知り合いじゃないですが
デザイナーズブロックとかでどうですか〜?







2004/10/6


「ちゃぶ台ぐっばい」



今日は長年愛用してきたちゃぶ台を粗材ゴミに出すことに。

愛用していたからといって、ちゃぶ台が好きだったわけではない。
どちらかというと嫌いな部類に入っていた。
「なんで嫌いなもん置く?」って言われそうだけど、
理由は単純で、貧乏で家にテーブル的なものがなかったから、
もらえるものでしのごうと思った次第で。

知り合いの引越でいらなくなったのをもらってきて、かれこれ5年も家で使われていた。
知り合い宅で使われてたのは1年くらいだけど、
古道具屋で買われたものなので、へたすると自分より年上かも。

その見るからに古いちゃぶ台で毎日のようにゴハンを食べたりしていると、
知らない間にちゃぶ台な生活になっていく。
あぐらをかいて、ちょい屈みで、TVを観ながらゴハン。
TVにリモコンがあるだけで、風景は完全に昭和。

昭和。そう昔から昭和な感じが嫌いなのだ。
何か暗くて湿ったイメージ。 (特捜最前線的な日常の暗さのイメージ)
このイメージ=ちゃぶ台なので嫌いな部類に仕分けされたのだ。
デザインどうこうの問題ではなく。

この昭和なイメージも長年の積み重ねでそのイメージがなくなり、
家の日常のテーブルになっていき、 たまに人が来た時に「ちゃぶ台いいねえ」と
言われたりすると、"あっそうそう、ちゃぶ台だったコレ" みたいな感じになったりしていった。

そのちゃぶ台とも今日でオサラバなので、A券B券を貼って外に出しておいた。

しばらくしてゴミを出しに行ったところ、ふたり組みの若い女の子が
「これいいね〜」「欲しい欲しい」とちゃぶ台のところで なにやら話していた。
『それ家で使ってたやつ』って思ったけど、
パクりにくいだろうからそのまま無言で通り過ぎた。

なんか妙にうれしかった。
太っちょ+天然でモテ0の後輩に、かわいい彼女が出来た時の感覚に似ていた。
「若い女の子の家でもしっかりな」と、
孤児院の院長のような気持ちでちゃぶ台を送り出したのでした。



※後で気になって見てみたら、まだ残ってた...
  ヒューーー、秋風が身にしみた。




2004/10/5


「鉄矢の躁」



文化放送のインターネットラジオ
武田鉄矢の今朝の三枚おろし」がおもしろかったー。

とにかく今まで聞いたことないくらいのテンションの高さ!
たぶん収録の時、かなりの躁状態だったんでしょ〜。

「気持ちいい、超気持ちいい」の雄叫びモノマネから始まって、
時期外れの鉄矢独自のオリンピック斬りを挟み、
ラストはドララゴンボールの「かめはめ波ーーー」を大絶叫!
とにかくぶっちぎってる感が良かった〜。

武田で聞くも良し、金八が叫んでいると聞くも良し。
私は2回聞いてしまった。




2004/10/4


23LIVEから」


今日ニュース23でやっていた
Human Audio Sponge(+小山田、DJ?)のライヴシンプルによかった。

最近の坂本龍一からは嫌な感じはしなくなったなあ。
前はやってることはかっこいいけど、好きか嫌いかだと好きじゃなかった。
その好きじゃない感覚は、会ったことないのに失礼だけど
人間性みたいなものっぽいと、視聴者勝手に推測していた。
曖昧なものに対しての許容範囲のなさみたいな。
ユルい隙間を許さなそうな...論理で隙間を埋めそうな...

昔は自分もわからないものや、見えないものなどの
論理的でない抽象的なものは、すごいアバウトな感覚で避けていた。
知らないものが自分の世界に入って来る感覚が、
単純に怖かったからでしょうね〜、怖がりだから〜。

もちろん怖いものは避けるのが本能的に当たり前だけど、
でもあんまり無意識にしていたら、わからないもの(手に余るもの)まで
怖いと手前勝手に認識して、避けてしまいかねない。というかよく避ける。
わからないことって、最初一歩がほんと面倒だったりするから。

もしそこに何かおもろい可能性があったらくやしぃ〜から、
わからんものでも、直感おもしろいと思ったらやってみるという、
ものすごい単純明解でやってくぞーっと思った、秋の雨の日。

23観て作業して、24へ。




2004/10/3


ボンヤリサンデー」


なんか風邪薬飲んだらアタマがボーっとして、
あれこれ忘れて今日は使いものにならず。(DVDは返せた)

書きかけのメール出したまま、サイト検索しつつ、
焼そばにネギ入れてまずくしてしまったり、
メモしたメモ帳を違うメモ帳の下に置いて、
その違うメモ帳に同じメモしたり、
ひとつだけ植物に水やり忘れたり、
CDをマックに入れて聞こうとしてるのに、
インターネットラジオのストリーミングしたり。

あっ、24始まってる!テレビテレビ。




2004/10/2


いいのか悪いのか」


本日レンタル返却しに行ったらDVDの中身空のまま...
2往復することを考えるとブルーになって来たので、
300円取られてでも、明日返却することに。邪魔くさ〜。

ビデオの頃は持った時の重さで、中身入ってないなんて事なかったけど、
DVDは全く気付かんかったなあ〜。物質感なさ過ぎ。
いいのか悪いのか。

レンタル屋で検索するときもビデオより小さいから目が疲れる。
いいのか悪いのか。

図書館の検索PCみたいなの置いて、番号見つけてカウンターで
番号言ってDVD借りれるようにすれば、相当便利なのに。

今から昨日に引き続き24 part2鑑賞。
今週は毎日24前に日記書いて、24観てという感じのローテーション週間。
なんか久々テレビで観たい番組あってちょっとうれしい。
来週からは金八も始まるし!




2004/10/1


コーヒータイム


エスプレッソマシーンにカップを置く。
そこに黒砂糖をひとつ。
湯のスイッチが点滅したところで、
コーヒースイッチオン。

ここでカップの中にある砂糖を、
したたり出るコーヒーで溶かしながら入れる。
コーヒーが砂糖を溶かしながらカップを一杯にして行く時、
ちょっとほくそ笑む。

浜辺で作った砂山に、
水をたらして 穴を開けて行く時の気持ち良さとダブる。






2004/9/30


近所を行って帰って


夕方までに仕事を終わらせ、
下北のTーシャツ専門店 NoMoreTearsさんに用事を兼ねてお邪魔する。
しきりにミクシィ面白いからやりましょうよと言って帰宅。
帰ってメールしよーっと思ってアドレス入れると、うわっ!すでに旦那さんが入ってる!
ほんと至る所、ウイルスのように広まっている。

帰ってから近所の友達に漫画を返す為にTEL。
三宿のジョナサンで落ち合う。いろいろ話し込む。
途中、熱笑花沢高校(どおくまん)やリングにかけろ(車田正美)の、
描きながら次のストーリーを考えていく分裂型漫画の話で ちょいヒートアップ(友達はそうでもないが)。
意味はほとんどないが、強度がどんどん上がって行くものに 惹かれてしまうのはその影響だろうか?
なんかBPM上がっていって、音圧のGがグイグイかかっていくような。

とまあ、よもや話の間にドリンクバー7杯目。
腹もちゃぷちゃぷして来たので帰ることに。

帰り道、絵になるY字路を発見。
なんでもないY字路なのに、横尾の絵を観てからは何故か発見した時にうれしい気分になる。
特に暗夜行路シリーズには、なにかわからないが惹かれる。
観てない人は是非チェックをば。







2004/9/28


ふんわりとした思い出し」


今日はとにかく作業・作業・作業。
外出は近所のセブンイレブンのみ。
クリック、クリック、コピペ、コピペ。

単純な作業の時でもアタマは動いているもの。
ちょっとしたこととかを思い出したり、考えたり。

※広告批評の影響で買ったYONDAビデオを観てすごい良かったことを日記で書くの忘れてたこと。

※昔朝方六本木のクラブでトランスってる時に、鶴見辰吾が白いジャケットで、目の前で猛烈に踊ってたこと。

※高校の飯田って友達がハマコーに似てたな〜ってこと。

※飯田のオカンがものすごい訛ってたこと。

※このオカンとかなり敵対していたこと。

※図書館はどうも静か過ぎて、何か作業するのに向いてないなあってこと。

※たいてい、茶店でしゃべってる看護婦達はすごい体育会系で、細かく縦割りになってること。

などなど、とりとめとなく出て来ては消えていく、ふんわりとしたものを書いてみた。




2004/9/27


NAMI」


本日起きようとしたら背中に悪寒。
やばっ、風邪ひいたなあと思いながらゆっくり起床。

明日で終わってしまう「NAMI」という写真展が、
青山のリトルモアギャラリーでやっているので観に行く。
いんやあ素晴らしい写真たち。
全然知らない梶井照陰という写真家だけど、
たまたま先週本屋にあった写真集「NAMI」を観て、
久しぶりにその写真にグっと来た。

佐渡島の波を撮っていて、どれもこれも圧倒的な生命力。
環境や景色の中の海ではなくて、いち生命体として撮られている。
こんなに波のみに向かい合うとは、本人どんな精神状態なんだろう?
ちょっと聞いてみたくなった。(本人不在の模様)

波のしぶきのどアップ写真は、しぶきが馬の形になっていた。
なんかこんな感じでもっかいグルっと見直すと、もう一回楽しめた。
雲と一緒で波もいろいろこちらから発見出来る。

プロフィールを見ると、高野山大学密教学科卒業と書かれている。
密教の学科ってすごいなあと思いながら、また写真の方を観ているとハッとした。
高野山→密教→空海。
ほとんどすべての写真が、空と海だけだった。うわお!




2004/9/26


つれづれと」


○夜いつもの茶店で仕事しよーっと出かけると、あまりの静かな雰囲気に驚いた。
 (10人くらい)全員一人客で、全員資料とノートでド集中。そこに入ってこちらもド集中。
 全員で試験勉強してるみたいで仕事はかどるはかどる。素晴らしぃ空間になっていた。

 2時間弱くらい保たれていたその空気も、ヤングなサラリーくん&OLちゃんの集団によって終焉を迎えた。
 来週もこのくらいの時間に、奇跡的にこんな空間が出来ているか確かめに行ってみよ。


○今日の情熱大陸、まさかのこぶ平。
 ありえないと思いながら、なんかあるから取り上げたのだろうと思って観ていたが、最後までなんもなし。
 すごい平坦でうすく、この番組のいい所全くなし。

 この番組って芸事や才能で抜き出た人の日常や、成功までのエピソード、才能や芸を披露する瞬間を、
 あのナレーションと編集力で見せる番組なのに、こぶ平は抜き出てないし、成功してない。
 &やっぱ日常にも興味わかなかった。

 こぶ平、一平。
 この兄弟どうも勘に触るところをペタペタ触って来る。
 この二人の芸って、まさか勘に触ることなのか?
 まさかわざと芸としてやってて、まんまと勘に触ってて、林家兄弟の思うツボ?って、
 ほんとありえない妄想まで浮かんで来る始末。
 なんか情熱が観たかった。個人的には川内倫子とか観たい。
 (じゃあ観るなよって言うツッコミは今回なしの方向で)




2004/9/24


ブルーハート」


今日のようなうっぷした天気の日には、
ごちゃごちゃアレコレシンキングしてしてしまうな、ほんとに。
まあそんな時は手前ごとがおろそかになってる時。

そんなアレコレシンキングを一蹴してくれたのが、TVから流れて来たハイロウズのライヴ。
何も変わってないし、全くカッコつけてない感じにグっと来る。
14くらいの時に初めてグっと来た感じとほんと変わらない。

ちっぽけな理屈より、リアルに感じるとこから始めよーっと。
ほんとヒロト&マーシーには世話になりっぱな。(数えたら人生半分以上もなりっぱな)







2004/9/23


おっさんアンビエント 」


本日11時半起きで、ギリギリ午前中。
今日はなんにもやることなかったので、明日渡す仕事のちょっとブラッシュアップ。

13時半くらいからダラダラと徹子の部屋鑑賞。(さだまさしvs徹子、明日も続き放送らしい)

なんか本でも読もうかと棚を探っていると、
4年くらい前に録画した「細野晴臣ETV2000 1.2」と書かれたビデオが出て来た。
内容は、はっぴいえんどから現在に 至るまでの、小林克也によるマンツーマンインタビュー。
2回も観てるから、内容はわかっているけどなんか久々いい話が聞きたくなったので、観ることに。

細野のひくーい声と、小林克也の抑えたトーンの話し方、
それに加えBGMの無いの感じがだんだんと気持ち良くなってきて、
内容よりもそれをアンビエントにして昼寝していた(笑)
おっさん2人の声を子守唄にしてどないするっつう話ですな。




2004/9/21


「クロマメ



お気に入りの小川沿いの散歩道にいる、
プリプリで愛想のない(小汚い)黒犬こと「クロマメ」をフォトしてきた。

あまり人が通っていなかったんで、モデル撮影のように いろんな角度撮影&接写を行う。
(家の人には見つからず、安堵)

しかし全く愛想のないクロマメは、いくら口笛吹いたり、
音を鳴らしてこっちに向かそうとしても、
全く興味を持たず、完全無視。小川沿いを通る親子や犬の散歩をしてる人にさえ、
徹底して愛想を振りまく事がない。なのに何故か好かれている。

この徹底したマイペースっぷりに、何か人を惹き付けるかわいさがあるんだろう。






2004/9/20


「リセット問題



本日友達と新宿でお茶(トーク)。
あれこれしゃべるが、「リセット問題」という本題に行き着く。

「リセット問題」とは、すぐ答えの出ない問題を持続して考えないで、問題を途中で一旦リセットし、
また最初の地点(わかんない)に 戻ってしまうこと。(勝手にそう言ってるだけ)

なんでもかんでも考えるのは出来ないので、今一番必要なことだけはいつもアタマの片隅に置いて、
リセットしないで考えるよう思っている。

長い事リセットせずに考えて、何かわかった時の視野の広がりは、すっきりして気持ちのいい。
自分はどうもそんな感じで考えてしまう ビビリタイプだから、まあしょーがない。
でもそんな気持ち良さ好きって事は、Mかも???



2004/9/19


「ブラブラと



ちょっと緑のあるオープンカフェに行きたくなったので、
日比谷公園の日比谷茶廊というオープンカフェに出かけた。

なかなかいいカフェで久しぶりに自然に囲まれのんびりとお茶出来た。
同じ公園内の野音でスカ系のイベントをやっていたみたいで、
音を聞きながらちょっと野外イベントっぽさも味わえて得した。
(これがビジュアル系のバンドとかだったらヤバかったけど)

帰る途中、地下鉄銀座線の溜池山王から赤坂見附の間に
連続した広告のポスターが貼ってあり、 電車から見るとコマ漫画のような映像が見える。
ずーっと乗っていたけれど、貼ってあったのはそこの箇所だけ。

風景のない退屈な地下鉄のなかで、いい感じのアクセントになっていておもしろかった。
乗客で見つけた人同志に、 口には出さない連帯感みたいなものがあったのには笑った。
「今の見たよね?」みたいな(笑)
銀座線乗る時は確認をば。 (進行方向右側に流れる。2秒くらいなのでお見逃しなく)

その後青山をブラブラしていて、 Jill Scott(フォト参照)というソウルの人のCDを視聴。
歌もので鳥肌がたったのは久しぶりなので、CD購入することに。
なんか歌がうまくて曲が良ければ素晴らしいという、当たり前の事を再確認した。
フランシスKがリミックスしたりしたら、 また違う良さとかも出そう。






2004/9/18


「老犬



本屋で主人の帰りを待つ、顔が白いヒゲだらけの老犬。
めちゃめちゃかわいかったので、思わず緒川たまきばりにフォト。
(人が多かったので正面から撮れず、ちょっと分かりずらい)

汚いおじいさんみたいな犬で、かわいいかどうかの判断は分かれるところだけど、
どうも毛が多くてちょっと汚い犬が好きなもんで。

いつも歩く散歩道にも一匹、 プリプリして愛想のない(もちろん小汚い)黒い犬がいて、
こいつは「クロマメ」という名前を付けて見ている。
次回にでも写真アップしてみまーす。






2004/9/16


「普通食べないでしょ〜



早起きしなければといいつつ、12時半起床。

14時に友達と三茶で待ち合わせてランチ。
世田谷線出たところにデニーズが知らんまにオープンしている。
オープンしたての所には入る方なので、そこでランチに。
もともと敷地が狭いので、広さがなく、席の間隔も狭い。
ファミレス唯一の良さである、落ち着き感が全然ない。
唯一の個性は、店長が田宮二郎に似てるくらいかなあ。
これがデニーズにとってプラスかマイナスかは、 どうでもよすぎなので考えない事にする。

結局向いにあるドトールでトーク。あれこれ話して帰る。

そもそもランチの目的が小学生並みに近所の友達にシガテラ3巻借して〜という用事。なんたるです。

で、帰ってくるとヤマトの宅配がピンポーン!
オカンが送って来た梨だなと思い開けると、不安げな表情で立っている。
良く見ると持っている荷物の封が空いてるではないですか!

「すいません!間違って違うお宅にこちらの荷物を配達してしまったんですが、
  その方がひとつ食べちゃったらしいんですよっ」って
あまりに狂ってて笑いそうになった。

フタのところに思っきり送り主と届け先の名前と住所が 書いてあるのに、食べるか普通 っ!
明らかにそれを読んでからでないと封は切れない。
間違ったお宅の主は、なかなかのキチ※イのようだ。

そう思ってる最中もヤマトの配送者はしきりに謝ってた。
あんたももちろん悪いけど、もっと悪いのは自分のと違うの わかってて1個食べている
そのキチ※イさんなので、 そんなところに誤送したあんたが一番不幸だよ、ほんとに。

誤りの電話がかかって来て一件落着したが、ほんとに変な人がいるもんだと思った。
(今度再送して来たヤマトに、どこの家なのか聞いて厳重注意予定)



2004/9/15


「起きたての電話



このところ不規則生活まっただ中で、昼の13時くらいに起きている。
もともと夜型だけど、12時過ぎに起きだすと気分的に良くない。
が、実際13時なのだから仕方ないと開き直ろうとする。

でも困る事がひとつある。
それは起きて30分以内に電話がかかってくると、 脳がボンヤリしていて声が出ないということ。

13時半といえば, OL時計ではすでに折り返し地点越えた、26kmあたり。

そういう時に電話がかかってくると、ほとんど「はい」「わかりました」「ええ」などの
受け身マニュアルで、今起きたことを悟られないようにする。

で、今日その30分以内に電話がかかってきた。

「はい、もしもし」(勧誘電話と思い受話器取る。かすれ声)

「もしもしイバラキさんの御自宅でしょうか?」

「はい」(意識ボンヤリ。声小さい)

「わたくし松竹芸能の西尾と申します。先日ネットで申し込んで頂いた
  落語会のチケット当選致しました」 「えっ!ええ、はい」(ビックリ。普通 くらいの声)

「〜〜〜〜〜で、ファックス致しますので入金よろしくお願いします」

「わかりました」(ビックリとボンヤリのチャンポン状態。声小さい)

先日日曜夕方にやっているニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」という番組で、
落語会のチケット申し込みをしたのを すっかり忘れていた。
当選した場合、マネージャーの西尾さんから直接電話をもらえるということだったので、
おもしろそうだから申し込んでいた。

申し込んだ時は、 当選したら細かく話し方とか、声のトーンとかチェックして人に話そうと思ってたけど、
起きて30分以内のアタマでは、 いつもの「はい」「わかりました」「ええ」しか出てこないし、
ファックス送りますくらいしかハッキリ聞き取れてなかった。

まあ起きて30分以内でなくてもこんなもんだと思うけど、
もうちょい意識ハッキリしてたらなあと思った。 早起きしなければ。



2004/9/14


「ニュースfrom Kyoto



今日オトン&オカンから電話。

オカンからは親戚が8歳年下の彼と結婚したでー、という噂ニュース。しばし近況を聞く。

オトンからはどえらいデカい規模のニュース。
最近メールアドレスを取得したオトンの元に、1通のメールが。
オール英語のメールを根気良くオトンが訳していくと、なんでも南アフリカの大金持ちが、
20億ばかしオトンにプレゼントしたいという話。(なんでやねん)
あまりにすっとんきょうな話で大笑いした!

「その金は自分の親父が密輸と、ダイヤモンドと、木材で稼いだ財産って書いてあるわあ」らしい(笑)
「で、最終その20億どこで受け取るん?」って聞いたら、
「そこまででバカバカしくなったから訳すの止めた」って
そこまで訳したんなら最後まで訳して聞かせてくれよ〜。

でも1/1億分の確率で本当だったら、世界仰天ニュースで取り上げられるのになあ。
わしも一生遊んで暮らせるのになあ。と妄想させる迷惑メ−ルでした。

あと今日のワールドダウンタウン最高ー!だけど最終回ーー!!
残念だけど満足。ほんとに今日の放送はめちゃくちゃだったなあ〜。



2004/9/13


「コッピー



コッピーという15mmくらいの小さなサカナをもらいました。
瓶の中で育てるらしく、2,3日に一回エサをやるだけという
おそろしく何もしないでいい飼育セット。

モニターの横に置いてるんだけど、たまに元気良く泳ぐ姿が目に入って来て、
小さいおもろさ(癒し?)がある。

こんな小さな瓶にバイオスフィア(生物圏)が形成されているらしく、なんとも不思議です。
不思議といえばこのセット、花屋で売られている模様。
花屋でサカナが買える時代になるとは思わんかったな〜。



2004/9/12


「懐かしい本



暇だったので、久しぶりにヤフーオークションを観ていると中学生の時に聞いていた
関西の深夜ラジオ『MBSヤングタウン』の本が出品されていたので、すぐさま入札!(あと4日)

当時木曜日を担当してたのが、ダウンタウン。
この頃からダウンタウンは特別おもろかった。深夜に一人でよく笑ってたもんです。

その頃のインタビューや、名物コ−ナ−が載っているので
読みながらその頃に戻ってみよっと。(まだ落札してないのに)




2004/9/11


「メモ風に



○本屋で自分の関わった本目立つ場所に平積み。

佐藤新太郎って人の写 真いい。(全然知らん人)

○久しぶりに広告批評買う。

○大貫卓也の仕事おもろい。店員が書いたように、手書きのPOP自分で作って書店に設置。
  しかもマジックの質感、印刷で表現。(フォト参照)



○行きつけのエクセルでキャフェ。買った広告批評読む。

○となりのオッサン2人テンション上がってもうて、来た時より声2倍で太鼓の話?
  帰り際、「営業!営業!」と、なにかうまくいったらしく、満面の笑み。

○アパート前でお隣さんに会う。

○25時からディスカバリーで坂本龍一のエレファンティズム観る予定。

以上。



2004/9/10


「たどりついたらいつも雨ふり



空はグレーがかってるけど、今日は降らないだろうと たかをくくって、夕方ドコモショップへ。

しかしドコモショップから出ると粒のような大雨!おもわず「うわっ、たたられてる」と心の声。
仕方ないからか、もともと寄るつもりだったのか、マンガ喫茶で雨宿り。

前に友人に勧められてた、ヤンマガ連載の古谷実の「シガテラ」1.2巻を読む。
古谷実の漫画(稲中etc)は全然読んでないので、変な先入観などなくおもしろく読めた。
っうかおもしろかった!
いじめられっ子の主人公の学校生活と恋愛を軸に、絶妙なリアル感と、まったりとした空気が
思春期の誇大妄想をからめて描いてある感じ。

ひま〜でマンガ喫茶寄る時があれば、一読どうぞ。

マンガ喫茶出た時には雨も上がり、今日は濡れずに帰れた。メデタシメデタシ。



2004/9/9


「萩本



今ほぼ日でやっている「欽ちゃん!」という 連載型インタビューがおもろい。
http://www.1101.com/kinchan/index.html

日テレの土屋敏男さん(Tプロデューサー)が、
「いま、萩本さんにお会いすべきなんじゃないですか?」と
糸井に言わしめさせる欽ちゃんって、 なんかかっこいいーー。

それとは真逆に、夕方たった20分のスコ−ルの時にわざわざ濡れて帰ってくるあたいはカッコ悪る〜。
家着いた瞬間止みやがるとは、トホホ。



2004/9/7


「 ちょっと吉祥寺まで



本日は、夜までに仕事を片付け、 吉祥寺でロビンさんと待ち合わせ。

行くところはいつも通り公園横の伊勢屋。
安いし、程よく広いし、ザワザワ感が心地いい。
しかし今日は休みみたいなので、本店に。名物コロッケ(本店のみ)は売り切れてたけど、程よく酔う感じ。

帰り電車でハイライトメンソールの中吊り広告を見ると、
でっかく元ラフィンノーズのナオキ(ギター)の笑顔が! 何か懐かしい感で微妙にうれしかった。
たぶんこの広告作ってる人らって同世代の人たちなんだろうなあ。

と酔ったアタマでぼんやりしていると、隣に座った女の人の肘がグイグイ当たってくる。
無視するも、「ちょいちょい」と呼んでるかの ような肘リズム。
なんなのかなあ、まさか知り合い?っと見てみると、眠りながら逆隣にもたれかからないように、
器用に肘をこちらに当てながらバランスをとっている。
頭が向こうに行きそうになると、左肘をクイクイ上げて 体制を整えていた。すんごい天然のバランス感覚。
そんなに眠りに入り込んでるのに、駅に着くとサっと起きて一番に出て行っていた。
階段に消えて行く背中に 長生きしそうなオーラが出ていた。



2004/9/6


「 メガネさんへ



鶴瓶と同じメガネ発見! メガネ着用の方はこれをかけて、 しばらく鶴瓶気分で過ごすのもいいかも。
気付かれないくらいがちょうどいいかも。

http://www2.wind.ne.jp/time/turubei.html







2004/9/1


「 人知れぬア−ト



昼間どうもやる気出ずなので、「根本から見直しだ!」といきり立ち、
銀座松屋で今日から開催されている 「日本のグラフィックデザイン50年」という展覧会に行ってみた。

ずら〜っと戦後から現代までの代表的なグラフィックが 陳列されとるんですけども、
やっぱり自分が好きなものは 全然変わってないなあ〜と実感した。

横尾忠則のマガジンの表紙、五十嵐威暢のタイポグラフィー、
大貫のラフォーレ、秋山晶のキューピー、など、
10年前と何ら変わってなくて笑えた。 そして安心もした。ハッキリしてて。

その後ひとつ下の階でやっていた、伊藤けんじという人のガラスの展覧会がとても良かった!
みかけは何てことのない小さい展示なんだけど、
グラス以外の立体がメチャメチャ存在感あっておもしろかった。
「玄関とかにボン!と置いたらおもろいのになあ」と思いながら、
高かったんでフォトだけ盗撮。(フォト参照)
人知れずア−トしてる人がいるなあと感心した。思わぬところで少しやる気が出てきた9/1でした。







2004/8/30


「メタモルフォーゼ



8/28.29に開催されたメタモルフォーゼin苗場! 行って来ました。

27日深夜出発して、現地に6時くらいに到着。 とにかく寒い!(ずっと霧雨)
寒いと思ってたけど、どうしてもTーシャツの 状態から寒さをイメージするのは難しい... で、
実際問題になって苦労することが多い。 あれこれ後から人間のダメなとこです。アッッ

でもまあ無事テントを張って、居場所を確保。 普段アウトドアとか行かないから、
テントやらイスやら全部貸してもらって、一緒に行ったカオリー&セッシーに感謝!
ライヴが時間通り始まったのはいいけれど、すでに眠い。
結局始まってから17時くらいまで仮眠。
けれど轟音鳴り響く状態ではなかなか眠れず、 寝ながら聞いてるみたいな感じになる。

最初に観たかったROVOを20時半鑑賞。(フォト参照"小さっ!")
良かった! 始まって一番良かったー。
踊って、楽しくなって来て、 ゴハン食べてあったまると、ますますアガって来た。
(それまでやっぱり寒くて体が固まっていたみたい)

マウス・オン・マーズ前に友人らと合流して、 一緒にライヴを観たけど、
個人的にマウス・オン・マーズが一番良かったなあ。
ライヴとしても良かったし、 楽しいオリジナルの世界観も伝わって来たし。

その後のオーブは可もなく不可もない感じ。 どうもエッジがなくなってる模様。

その後は散歩したり、食べたり、寝たりして 無事に帰りました。
久しぶりの野外のイベントは ほんとに気持ち良い気分転換になりました!







2004/8/27


「T.S.Fにて



本日は友人のバイト先の人の夫婦が Tーシャツ展に遊びに来てくれて、
初対面なのにえらくスムースにトーク。感覚合う人とはトークがススむ!

この旦那さんが大阪の知り合いの人と、話し方、声のトーンが 全く同じでびっくりしました〜。
同じ顔の人が世界に3人いるとよく言いますが、 同じ声の人も3人いるのかも。

三茶T.S.Fの
素敵なロゴカプチーノ
ぷっくりかわいい
息子の悠眞くん



2004/8/26


「日記感覚で



最近ミクシィというコミュニティーサイトで日記を始めました。
http://mixi.jp(やっている方は、キーワード " EDiT " 検索で見つけてください)

そこで書いてる
日記をこちらにもアップしていこうと思っているので、
コラムというよりかは日記のような感じでちょこちょこアップしていきます!



2004/8/22


「お越しくださった方々どうもありがとうございました!



昨晩、三茶 T.S.F(カフェ・ダイナー)の
EDiT 2004 T-shirts Exhibition 展にて行われた、

****** Like a flow of clouds ******
****** DJ:NONAKA, KENTA, SUNO ******

にお越しくださった方々どうもありがとうございました!!

小さいパーティーながら とても楽しい気分を共有出来ましたー!
3人のDJプレイもすごく良くて、 お店に気持ちいいグル〜ヴが流れていました。

結局時間を延長して、閉店26時まで続きました。
最後の方でちょこっとDJもしたりして、 汗かきながらも楽しかったですね〜。
いい夜になりました◎

お店の方々、DJのみなさん、ほんとうにお疲れさまでしたーー!


DJ SUNO

DJ NONAKA



2004/8/15


「始まりました!アテネ



いや〜始まりましたね、ア・テ・ネ!ベタなあいさつで申し訳ないんですが、やっぱり書きたくなりますアテネオリンピック! 開会式から今日まで観てるんですが、(自分のテンションのせいか趣向の変化なのか)ほんとに今回はおもしろいですねー。

いつも開会式は楽しみなんですが、今回のアテネはここ3回くらいの中では一番よかったんじゃないですか!ほんとに。演出や構成も、宇宙や神話、歴史なんかが大きなスケールで表現されていて、こういう感じしばらく忘れてたなあとしみじみ思い出し、壮大な美しさに久しぶりに感動しました(生で観ていたら大泣きしていた可能性大)。衣装もかわいいものが多かったです。

あと笑いが来たポイントは、大昔からギリシャの歴史を辿って行くパレードで、ギリシャ彫刻のコスプレをしている人たちが、チンコ付きのパンツを穿いていたのには大笑いしました(笑)チンコを隠す為のパンツにチンコを付けるなんて、いくらそういうコンセプトだからっていっても、その姿は相当おマヌケさんでした。それが集団でいたのも良かった(笑)

その後の選手入場の時にDJがかけていたトランスも、リズムをとりながら観ていると自然に上がって来るので良かったですね。

とにかく8月はオリンピックで高揚し、そして癒されようと思っとります。
今現在最大の感動ポイントは、柔道女子52キロ級の横沢の準決勝のカウントダウン奇跡のイッポンです!これは良かった、ほんとに最後まで諦めたらアカンぞというのを体現していて、これは良かった、ふんふん。...良かった..........良かった...........ふんふん。



2004/8/7


「始まりました!



ついに8月5日(木)から三軒茶屋のカフェダイナー「T.S.F.(THE SECOND FLOW)」でEDiT T-shirts Exhibition 2004(Tーシャツ展示+販売)が始まりましたー!!結局5日の日の開店間近まで値フダをつけているというギリのギリでようやく完成。夏休みの宿題が最後まで終わらない子供のようなテンパリでした。ほんといつまで経っても変わんないのがいいのか、悪いのか?(いい10%:悪い90%)まだところどころ仕上げ不足を埋めたりしとりますが、なかなかいい空間になってるので、夏の心地よい一時を過ごしに是非とも足を運んでみてくださーい!(近いうちに店内のフォトもアップするのでおたのしみに〜)

そして、来たる8/21(土)にはDJセットが入り、小さなパーティーも催されます!パーティーといっても店は通 常営業なので、じゃんじゃんお越しください。素敵な音楽と心地よい空間と、おいしいドリンク&フードでなかなかいい夜になるのでは?(詳しい情報は後日Newsにアップします)

T.S.F.(THE SECOND FLOW)
:世田谷区上馬2-22-2-103  03-3469-7317 地図
場所は、三軒茶屋の駅から国道246線を環状七号線方面へ、8分くらい歩いた通 り沿いにあります。
花背といううどん屋が近くにあるので、目印に〜。



2004/8/6


「再びジャック



渋谷AXにジャック・ジョンソンを観に行きました。

バタバタから解放された開放感からか、ゆったりした気分で会場に向かいました。開演ギリギリに着いたので、前座のドノヴァン・フランケンレイターのライヴが始まっていました。この人は去年のライヴでも前座を務めていたんですけど、今年はよくラジオでもかかっている「FREE」という曲がヒットしていたので、去年より来てる人の期待度が高かった模様。でも僕的には何回観ても、ビバリーヒルズ青春白書のデビッドのクラブで演奏してるミュージシャンにしか見えないんですね(会場がピーチピットに感じるほど)。今年はボニーピンクも登場しなかったので、 おかしなところもなかったのに、どうもグっと来ない。でもまあこの間にビール買いに行ったり、トイレ行ったり出来たんで、失礼ながら良かった。

で、やっとこさ
ジャックの登場!ルックスもバンド構成も去年と全く同じながら、曲のアレンジは結構変えてプレイしていました(レゲエなグルーヴ増)。MCも全然なく淡々とこなしていくんだけど、やっぱりいいんですよ!!なんというか本当に気持ちの良い波がステージからこちらに向かって流れて来るんですね〜。酔いも手伝って、小さい頃に回るプ−ルに身を任せて流れている感じの気持ち良さを味わいました。

新曲はなかったんですが、やっぱりウマイもんはウマイという感じのライヴでした。早くニュ〜なアルバムを聞きたいもんですが、ジャックさんいかがなもんでしょう?



2004/7/30


「ラジオデイズ



ここ一ヶ月半ばかし異常なる暑さと供に、異常な忙しにキリキリマイになっておるのです。人に話すと「忙しいのはなにより」というまあ可もなく不可もない答えが帰って来て、「そりゃそうなんですけど...」ともっともなんだけど、癒されないんだなあ、これが。

家で仕事をしてるので、一番のストレスは家から全然出れないことなんですね。こればっかしはどうにもならない。おかげでこの日射しの中、身体はマッチロ。インドア青白男になっていて、モテ率5%くらいの緊急事態。なのにどこにも行けない。。。

そこでこの状況を肯定し、この状況でどうやってモチベーションを保って作業するかということを一生懸命考えた訳です。TV観ながらは無理(観たいのもあまりナシ)だし、音楽は気持ちいいけど外に出れないストレスを解消してくれない。
そんな時に以前から聞いていたインターネットラジオ&AM・FMの幅を広げてみようと思い、片っ端から検索検索してみたところ、これが結構あるもんなんですね〜。さっそく試しては聞き、試しては聞いていると、週の時間割りのように毎日ある程度聞くラジオを見つかったんです。

月曜は、鳥越俊太郎、極楽トンボ、上沼恵美子、友近。
火曜は、上沼恵美子、みうら&安斉
水曜は、爆笑問題、鶴瓶、陣内智則、リリーフランキー。
木曜は、小堺&関根、松本&高須。
金曜は、
オセロ中島、ますだおかだ、松任谷由美。

このローテションに、武田鉄矢、谷村新司、糸井重里、おすぎなどが入って来ます。
他にも友達が個人でやっているMP3形式のラジオなど、結構なボリュームなんですねー。どれもおもしろいんですが、やっぱり飛び抜けておもいろいのが、鶴瓶のヤンタン日曜日上沼恵美子のこころ晴天の2つ。
関西から上京して来てはや8年半、まわり回って関西のラジオをインターネット経由で聞いているというのも、どうなんやちゅう話なんですけど。

結局このローテーションのおかげで、毎日の作業が程よく進み、なかなかインドアライフ楽しくやれてます。

興味のある方は聞いてみてはどうでしょう? っていうか聞いてみて!おもしろいから!!



2004/7/24


「真夏の新宿へ行ってみては?



宣伝でーす。
来月、8月2日(月)〜12日(木)まで、マルイワン新宿にて
No More TearsインディーズTシャツフェア が開催されます!!
EDiTも参加するので、新宿に行く際はぜひぜひお立ち寄りくださーい!!

(8/14 追加情報!)
期間:8/2(月)〜8/12(木)の予定でしたが、
期間延長で 8/31(火) まで開催される模様です!!


場所:東京・マルイワン新宿 8F → 地図
(1Fから8Fに移動しました!)




帰りに喫茶 らんぶる(BEAMS前のディスクユニオン隣)でひと息入れるのもいいのでは?

いつ入っても座れるこの店は、この界隈では貴重です。



2004/5/27


「ネコの動き



今朝といっても昼過ぎに起き、カーテン開けよ−と思ってカーテンの方を向くと、カーテンの隙間15cmくらいのところにネコが立ち止まっていた。

いつもは隣との境界線の塀を無表情に通って行くのに、真顔で力を込めているように座っている模様。何か発見したのかなあと思ってみていると、いきなり真顔のまま舌をピッと出した!びっくりしていると、何者かに乗り移られたような変な動きで体を前後に振りはじめ、ピタっと止まると、ゲーッとゲロを吐き出した。吐いた後は何もなかったかのように「あ〜、すっきりしたニャ〜、ゲップ」と歩いていて、緊張が緩和されたのかノビノビとしていた。

こちらとしても「このドラネコ、吐きやがった!」っていう嫌悪より、あまりに無防備な生理行動にちょっと「いいもんみたなあ」という、ムツゴロウ的な感情が湧いて来た。しかし、 ネコを飼ってる人などには当たり前のこういかもしれないけれど、初見の僕には新鮮でしたね〜。

関係ないですが、新宿のハンズでリリー・フランキーを観ました。こちらは普通 に下りのエスカレーターに消えて行きました。



2004/5/1


「GWはバイクレースヘ



5月1日(土)GW、友人家族たち6人で先輩のバイクレースを観に、ツインリンクもてぎに行って来ました。

自分とバイクレースとの遠距離はさておき、せっかくのGWにどこにも行かないっていうのもさみしい話なので、みんなで栃木の茂木まで行って、ものより思い出作ろう!と元気よく出発してみた。

一台のクルマに大人4人、子供:兄弟2人なので、だいぶ圧縮感のあるフォーメーションになった。前の二人は普通 の座席なんですが、後ろ二人しか座れないので、席を後ろに倒してトランクとくっつけた状態のところに、4人寝転んで乗っていた。しかし出発10分も立たないところで、次男の「気持ちが悪い.....」という真っ青なシグナルが。吐かれては事なので、助手席に選手交代。

これで後ろの雑魚寝場所に大人3人になり、ますます圧縮感を上げながら、目的地の茂木に走り出した。中国の船の甲板下に隠れて入国する密入国者たちの圧縮っぷりって、どれくらいすごいものだろ?などとわけのわからん妄想と居眠りを繰り返しながら、無事にツインリンクもてぎに到着。

天気も良く開放感もある場所なので、なにもしてないのに気分が上がって来る。サーキットは思ったよりも大きくて、バイクの轟音が鳴り響き、なかなかの迫力。プロのレースではないので、パドック(選手交代やバイクを調節するところ)に入ったりすると臨場感が一層増す。その臨場感からか、知らない人に「次に乗るんですね?」とレーサーに間違えられたので、「次です」とレーサーになり済まし、緊迫感ある真顔で答えてみたりしてみた。(その節はすいません)

レ−ス自体は7時間の耐久レースなので、最初は「おっ!1位 になった〜」とか興奮していたけれど、徐々に慣れてダラダラとしだすと、オープンカフェで居眠り、全く関係のない妄想話、また居眠り、ちょっと観戦、うろうろ散歩、トーク、一服という感じで、バイクの轟音なんのそので、全くいつもと一緒の感じで過ごしていた。

最後は長かったレースが終わって行くせつなさと、日の沈んで行く感じがほどよく馴染み、「風よ鈴鹿へ」の紳助のようにイノセントな気持ちになりました。たまに自分と遠距離のところに行くのもいいもんです。

いざスタートの瞬間! レース後、
興奮するロビン家次男




2004/4/22


「MIND GAME



4月22日(木)、銀座のガスホールの「MIND GAME」の試写会に行って来ました。

この「MIND GAME」というのは、友人の漫画家 ロビン西氏(コラムに度々登場してます)の描いた「COMIC アレ!」連載のコミックを原作に、STUDIO4℃の湯浅政明 監督(『クレヨンしんちゃん』等)が制作したとんでもなくハイクオリティーなアニメ!原作を読んでいたので、これが日本のアニメーションの第一線にいる人間が作るとどういうものになるのか?というワクワクが一番にあった。

試写が始まる前に完成記者会見も含まれていたみたいで、主役の声の今田耕司や、ドンドコの山口などを含めた吉本の芸人達の舞台挨拶が始まった。さすが舞台で慣らしている芸人だけあって、声がデカかったのが印象的だった。声がデカいとクスリッくらいの笑いも、ププッと来るくらいに膨らむのが不思議でおもしろかった。そんなことも挟みつつ、ようやく本編が始まった。

で、見終わった感想は「とにかく圧倒的な情報量とスピ−ド感だわあ」です。原作の流れもあるのはあるけど、圧倒的な技術とセンスで原作をサイケデリックなデコーレーションで覆ってる感じ。表現方法も多種多様で、実写 とアニメの合成や、3Dとアニメのつなぎ、急に違う表現に飛んだりしたりもする。でもスピ−ド感があるので、違和感は全く感じない(センスがいい証拠)。

原作コミックも再発(6/25 STUDIO4℃オンラインショップで販売)される
ようなので、原作読んでから観たりする方がオススメかも。それは原作漫画が、マンガとして深みがあってシンプルにおもしろいからです。なので、そこにアニメのデコレーションでセンス良く加速した感じを、映画で感じるのがいいんではないでしょうか! この夏シネクイントにて公開!!



2004/2/22


「54階からの眺め



2月22日(日)。東京の新名所、六本木ヒルズへ行って来ました。

六本木クロッシング:日本美術の新しい展望 2004」を観に行ったんですが、その最上層にある美術館からの眺めは、宗教やSFを思わせる壮大さと、気絶しそうになるくらいミニュチュア化した世界が同時共存する不思議な世界。死ぬ までに一度は拝まねばならないような拝観スポットです。

人間が最大級の技術を使って作れば作るほど、自然の素晴らしさと人工(人間)の小ささを知ることになるとは皮肉なものですね。六本木クロッシング展もおもろいので、行きがてら眺めることをオススメ!(1階から53階までエレベーターも高速!!)


 



2004/2/19


「水上バスからの眺め



2月19日東京ビックサイトで行われたギフトショーに行った帰りの水上バスで撮影。

あまりの人と店の数にグッタシ疲れたんですが、帰りに水上バスに乗って帰っていると気分がいい感じにまろやかになりました。前に乗ったことのあるタイプの水上バスではなく、半地下みたいなところが昔のアメリカ映画のキャバレー(バッファロー66のギャロがマフィアの頭を打ち抜く妄想をするところ)
みたいな席になっているタイプで、外に見えるレインボーブリッジや、高層ビルとの対比が面 白いコントラストになっていました。

マンハッタン行きの船に乗っているニューヨーカーになりきると、甘い気分でしっとり気分が加わって倍上がります↑(BGMはビリージョエル「素顔のままで」)

上の写真は窓からの風景なんですが、船の中の照明が窓の空に写ってSFの撃ち合いに見える奇妙な写 真。

下の写真は気分をまろやかにさせる揺ら〜ぎ。








2004/1/8


「とある午後



とある午後のカフェで出された、気分の良いもてなし。

例えると、会社の行き帰りに通る、花屋のちょっと気になるあの娘から、
花を一本サービスされたような上がりです↑。






2003/10/5


「今年一番の男前、JACK JOHNSON



9/29(月)新宿リキッドルームに、 ジャック・ジョンソンのライヴを観に行って来ました。

会場前では、チケットプリーズという看板を持った外人達がうろうろしているし、会場も満杯だし、そんなに人気があると思わなかったのでびっくりしました。客は様々な人が来てるようでしたが、ジャックがサーファーだけに、あきらかにサーファーという人や外人が多かった。

まあとにかくビールでも飲みながら待ってると、前座の2人組のライヴが始まりました。これは別 に良くも悪くもなく、一緒に来日した友達だなという感じでしたが、途中、この2人組のライヴに、何故か?ボニーピンク(昔あたまをピンクに染めていた、あのボニーです。本名不明)が入ってくるではありませんか!しかもラスト間近まで、サイドギターで参加。で、ラストに日本語に訳した歌詞でこちらにコール・アンド・レスポンスをし始めました。「君さえ良ければ、僕はそれでいいさ。カモーン」と。そして「もっとー!」と言いながら、10回以上に渡ってレスポンスを求められました。正直困った顔で、ポケーっとその風景を眺めていました。

ジャックを観に来て、知らない前座のライヴ、そこへ急に入ってきたポニーピンクにレスポンスすることは、僕には出来なかった。「君はそれで良くても、僕はそれでよくないよ」。そりゃあ無理でしょう?ストーンズにボウイ、ポールにコステロのように、両方の価値が似通 っていて、なおかつ得した感がなければ、自然にワァーッとなりませんよ、普通 は。なので、ちょっと拍子ぬけしましたが、そんなことも本人が出てきたら、さっきのことを一瞬で忘れるくらいに素晴らしいライヴが始まりました。

最前列に近いところまで行って観てたんですが、まず本人がかっこいい。オシャレとか、髪型が〜とかは皆無ですが、ゆる〜いセクシーなオーラが出まくりなのに、センシティブな空気も出てるんです。歌も演奏もCDで聞いているかのように完璧でした。たぶん、この演奏をそのままレコーディングしたんだなあと思いました。でも、本人からにじみ出る空気で、CDで聞くのとは全く違うライヴならではの特別 な時間を共有出来ました。全く飽きることもなく90分くらいのライヴは、惜しまれつつも終了してしまいました。いや〜、ほんとにすんばらしい曲だし、ライヴでしたよ〜。

ジャック・ジョンソンという男の魅力にも心底・や・ら・れ・た・のでした。なので、自分の中の今年一番の男前は、ジャック・ジョンソンに決定しました。グラミーも、レコード大賞も、ベストジーニストも、彼に上げてください!(ちなみに著者はモーホーではないので、あしからず。)

とりあえずこの2枚を聞いてみてくださーい。
1st.「Brushfire Fairytales
2st.「on and on



2003/9/7


「メディアにチラリッ!:2
 




9/6(土)放送の王様のブランチ「女王様のお買い物」というコーナーで、(唯一のEDiT取り扱い店)下北沢のTーシャツ専門ショップ「No More Tears」さんが取り上げられ、 EDiTしずく、クロスTーシャツがチラリッと登場しておりました(恥笑)。お店は放送終了後から、すごい賑わってるみたいなので、下北沢にお越しの際は是非行ってみてくんださーい!

No More Tears:東京都世田谷区北沢3-21-1-203  03-3469-7317 地図



2003/8/10


「土門にかたるしす



日本橋高島屋で行われている土門拳の写真展へ行って来ました。

7/26の日曜美術館で観たばかりだったので、気分はまだ上がったままで観に行けました。

日本橋方面には普段出かけないので、 いろいろ他にすることも絡めて向かいました。まず下町と言えば蕎麦か神社(発想が貧困)なので、門前仲町にある富岡八幡宮という大きな神社境内の茶屋で深川めしを食べました。これは美味しいけれど値段がチと高いかなあと。 外の時代劇でダンゴを食べるシーンで観る長イスで、氷とか食べると風情があってよろしそ〜。

この茶屋の隣に神輿が2台収納されてたんですが、デカくて豪勢な佇まいを醸し出してました。 霊柩車といい神輿といい神に関わるもののデコラティブな装いは、日本で海外のラッパーの派手さを持ちたい若者達に積極的にインしていってもらいたいところです。やり過ぎるとそっち方面 に行ってしまうので、バランス持ちつつ自国ベースでお願いしやす。

などと話はそれましたが、そこから高島屋に向かいました。会場は思ったよりも混雑していて、ちょっと年齢層も高めでした(というか年寄りばかり)。展覧会のタイトルが「土門拳 全仕事・傑作展」 だったので、展示されてる写真は代表的なものに分けてあり、
量 が多く見ごたえがありました。最初に観たかった仏像関係の写真が展示されていて、迫力のある写 真に笑うところも発見しつつ、本気で感心しながら鑑賞しました。

釈迦如来の横顔などはすごいドアップの構図と、細部にまでピントのあった質感が前にパキッと出ていて、如来の宗教的意味や価値にとらわれることなく、これは木で出来た魅力的な彫刻だなあとあたり前なことに気付かされます(コレ大事ですね〜、日常ではすぐ惑わされそうになります)。その魅力が写 真ごとに色気や笑いといった感情で含まれていて、「生きているように存在している」と仏像関係の写 真が評価されているのは、確かに的を得た表現だと思いました。

こういうものの見方の面白さを共有出来た時は、なんとも言えない気持ちのいいカタルシスが訪れます(コレも必要必要)。他にも戦後の子供の写 真や、様々な報道写真なんかがありましたが、わたくし的には仏像関係の写 真が全体を通して一番グっと気持ちに来ました。

唯一有名人の写真が並んでいるところで、棟方志功の満面の笑みの写真がキラッと光っとりました。

※ 帰りに寄った新川スペースは閉まってて残念ながら見れなかったけれど、川沿いで東京湾の花火に偶然遭遇し、今年初の花火を観れたので結果 オーライっうことに!

 



2003/8/1


「メディアにチラリッ!
 




現在発売中のブルータス「エコはデザインだ!」特集に、EDiT雪山登山Tーシャツチラリッと登場しとります。
モデルはお馴染み漫画家ロビン西氏。80ペ−ジ目みてみてね〜。




2003/6/7


「ピクニッキズム+風呂



遅ばせながら、友人のばばかよさんの「ピクニッキズム」という本が出ていますよー!おもろいので、一読をオススメ。

日常にゆるりとしたおもろ風が吹きます。ちなみにぼくは少しづつ、寝る前の楽しみに風呂で読んでました。風呂で本を読める台みたいなのを買ったので、本はすべて風呂で読む今日この頃なのです。脳と体の両方の循環がよくなる感じが、一日最後のリセット感に最適。なんもなしで風呂に長く入ってることが出来ないので、読書風呂はすごくいいです。これからの季節はちとキビしいですが、秋からとかどうですか?温泉とかで酒とツマミを浮かべて入ってるのも、いずれ試す予定でいます(家だと貧乏くさいけど)。



2003/5/31


「モロのモロ師岡
 


下北沢駅前劇場のモロ師岡「僕の一人コント集」に行ってきました。

別にファンでも前から観たかったわけでもなく、お好み焼き屋で勘定してる時にフト目に入ったチラシを見て、何故か即決でチケットを取りました。直感みたいなものでしょうか。ちなみに直感とは、それまでの記憶や経験の蓄積がなんらかのキッカケで作用するものということを村上龍は口をすっぱくするくらい言ってます。なのでなんらかのモロ師岡記憶が蓄積されてたのかもしれません。

当日整理券に従って並んでいると目の前に橋爪功らしき人が現れました。あっ!と思ったんですが、帽子をかぶっていたので普通 にちっちゃい
オッサン可能性もあるなあと思い、そのまま流しておきました。そうこうしてる間に開場したので、まん中あたりのいい席を確保し、もらったチラシとかを興味のない電車の広告を見るように見ていると、さっきの小さいオッサンがとなりに座ってるではないですか!あまりの至近距離すぎて顔が見れないので、「…声でも出さんかなあ…」と心の中で思っていると、暗くなってライヴが始まりました。

最初に始まったのは郵便局の局長の独り言みたいなコントで、これがビックリするくらいおもしろくないのです。ファンらしき人たちは大声で笑っているけど、ぼくは全くおもしろくないこのコントにこわーくなり、この感じでずーっと行かれたらヤバイなあと
正直思いました。

舞台に集中しきれないんで、チラっと隣に聞き耳をたててみたところ、橋爪功らしきオッサンから笑い声は聞かれないのでした、残念。ところがその次のバーの客のコントはまあまあおもしろいのです。この落差はどういうこと?と思いながら、次のタクシーの客のコントを観るとまたおもしろくない。ウーン、どこがおもろいのかわからんという感じ。

ところが次の自虐ネタをする芸人をマネるネタはものすごくおもしろい。左手首に包帯を巻いて出てきて、ウケないと包帯を見せて客を脅して同情で笑いをとるという、すごいブラックなもの。やっと面 白くなってきたぞっという上がりとともに、ここでついにとなりのオッサンが
橋爪功ということがはっきり笑い声で確認出来たのです。よく響く低い笑い声はテレビで聞く声と同じでした。やっと判明してスッキリしました。

最後は野球の監督のコントで、これが一番おもしろかった。
演技がうまいのでコントの情景や他の人物のディティールがパキッと鮮明に伝わってくるし、本当に汗だくになって一人で演技している様に、ちょっと感動しました。テレビなどで観るモロ師岡と違って、自分がやりたいから、やらなきゃいられないから一人でコントをやり続けている芸人モロ師岡のもろ出しを見れて、なんかちょっとうれしくなった。

最後にあいさつしに出てきた時の、帽子の留め金をはめたりはずしたりを何度もしながら恥ずかしそうに話していると姿が印象的でした。
※このあいさつに橋爪功は一番受けてました(笑)

 



2003/3/14-16


たまに行くなら、こんなとこ :2

「スノーボード in 斑尾 




オールワンパックのバス旅行で、ロビン西氏(コラム下参照)と週末にスノーボードへ行って来ました。

長距離バスでのスノーボードと言えば若者の定番。青春の行事であり、思い出。そんな甘酸っぱいバスの平均年令を運転手のオッサンと共にグンと上げ、この人って去年まで先輩だったから敬語でしょ?、でも同年だからタメ語でしょ?という疑問をかもし出すダブりの先輩ようなポジションで、新宿からバスに乗り込みました。


案の定バスは5人組の女子や、男女混合の若者で賑わってるのであります。しかしそんなことは百も承知なのであります。そんな違和感も含めて楽しみたいのであります。
で、スノーボードなんかやったことも、興味もなかったのでありました。この旅行までは...。という軍人口調の内面 告白は置いといて、バスは長野の奥深く斑尾高原目指して走り出しました。

夜中走って朝に着くので6時間くらいだろうとタカをくくっていたのが、着いてみると10時間半!しかもバスに慣れてないんで全然寝れず。
しかし実質今日の昼と、明日の朝しか滑れないスケジュールなので、早速オールレンタルでスノーボーダーに成り済ましゲレンデへ向かいました。

格好は成り済ませたけど、いざやろうとするとどうしていいもんやら???。とにかく一日リフト券を取得しなければ始まらないので、コース下まで降りて行くことに。方法がわからないことっていくら考えても無駄 なんですねー、久しぶりにアタマ真っ白状態を経験しました。おそるおそるヘッピり腰でボードを真横にしながらちょっとずつ降りて行くんですが、ちょっと急なところに行くとボードが下に向いてスピードが出てコケ、出てコケと悪戦苦闘しながらもなんとか下まで降りて行きました。

もう全身汗だくでリフト券を手に入れたんですが、今度はリフトに乗るのに一苦労。リフトへ向かおうと片足で押して行くんですがいっこうに前に進まず、やっとのことで乗っても今度は降りるときにひと転びという、なんとも何をするにも汗だくです。何度かこれを繰り返すと、終わる頃にはちょっとだけ滑れるようになったんですが、方向転換するときにバックから滑るやり方は最後まで出来ずに終了。

それにしても徹夜でこれだけ運動したのは初めてだったので、その日は早々に夢の中へ。

次の日は早起きし、昨日の少し滑った慣れもあったのでわりと
スムーズに滑れるまでになり、バックもなんとか収得。やっと滑るのが楽しくなって来たところで、帰る時間のフエが鳴ってしまったのです(無念ッ)。もう一日あれば基本はマスター出来るのになあと思いながらも、全くの初心者でもなんとかなることを久々カラダで実感しました。

たまにはちょっと無理してでもチャレンジしていかないとなあ〜っと、本気で思う今日この頃であります。(※ゲレンデで撮った写 真はなぜかすべてピンクがかってました。雪国の光ってピンクなの?)




2003/1/21


「まんが道・続編



まんが道の続編「愛…しりそめし頃に… 」という、間違っても本屋で口に出して注文出来ないタイトルの本が4巻も出ていました。全く知らなかっただけにびっくりして、全巻ヤフーショッピングで取り寄せし(本屋にはほとんど売ってないと様子)、ゆっくり読んでいこうと思っている今日この頃です。真冬のインドア派にオススメ?



2002/12/24


「12/23 ★の命日



昨日12/23、ジョーストラマーが亡くなりました。

死因は心臓発作ということ以外よくわかりません。若かりし頃は一番影響を受けたミュージシャンであり、最近でも名前を聞くとなにげに一応チェックするという存在だった。

クラッシュの音楽を日常的に聞くことはなくなったけれど、いまだにお店などでかかっていると体が反応するし、ベタな言い方をすると、腹のあたりが熱ーくなるのを感じる。日常のモヤモヤなんかを一瞬にして吹き飛ばすだけの威力がクラッシュにはあった。

大阪のロンドンナイトでかかっていた「CAPITAL RADIO ONE」が、「キャベツ大嫌い」に聞こえるなあと、友達と話したことなど思い出しながら、しみじみ合掌。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/2600669.stm



2002/11/26


「PEPE CALIFOLNIA のライヴへ



ふらりふらりと、下北沢440というカフェ+ライヴハウスみたいなところへ、ペペカリフォルニアを観にやって来ました。

ライヴの存在自体前日に知ったくちなので、当日券ありますか〜ぐらいのふらり加減である。自転車で行けるくらいの距離なので、こういうことも可能なのですが。で、この日のライヴは何バンドかの対バン形式だったので、ジンジャエールをグビグビやりながら待っていると、
1組目ターニャのライヴが始まった。

まだガラガラで、前列に座ったこともあり、どうもボーカルとチラチラ目が合い、どうにも気まずい。大体いつも
ライヴの空気にのるまで、何曲目かまではいつもこんな調子になる。ライヴはボーカルの歌が非常にうまく、切ない感じの曲が多かった。

2組目のチョコベイビーズというのは、ソラミミの安斉さんのバンドで、笑いをとりながら恥ずかしそうに演奏?してました。

3組目は湯川潮音という女の子。ソプラノのようなクラシック畑な声は、はっきりと存在感があり、会場の空気を一気に変え始めました。自作の曲はいまいちだったけど、ビートルズのカバーなどは、声に包まれるという表現が一番合うくらい、居心地の良い素晴らしい声だった!


4組目、やっとのことでペペの登場。メンバーについて何も知らなかったので、印象として、とにかく3人ともデカかった。イメージでは小さいと思い込んでただけに、少々意外。でも、雰囲気やキャラはイメージ通 り。ライヴも力入り過ぎず、すごい気持ち良かった。座って観ていたので、目を閉じながら、音から喚起する風景の中にふわっ〜と漂う感じですね(安斉さん曰く、心の音楽?だそうです)。

CDだけでなくライヴもいけてますよ、ペペカリフォルニア!若いのにやりよります。ペペ以外も収穫のあった、久しぶりにいいライヴを観れました。また行こ。



2002/11/25


「遅れて届いた北欧からのCD





もう1年も前に発売されたアルバム。

最近ラジオからふんわりとした曲が流れて来て、あっこれ前にも聞いたことあるなあと思い、なにげに聞いてたら、曲が終わってからも無意識でのフ〜ンフ〜ンフンフ〜ンフ〜ンフゥ〜〜ンと。ほんでからまたンフ〜ンフ〜ンフゥ〜〜ンと、仕事しながらず〜っと機嫌良く鼻歌まじりに歌ってることに気付き、これは「とてもとてもチミ好みなのでは!」ともうひとりの自分(羊男ならぬ 、猫男)からの応答。

一度気になると気になるもので、さっそく検索検索っとYAHOOでネットサーフィン。しかし英語の達者なDJの話しぶりのせいで、レイホ、もしくはレッソ、という雰囲気だけのアーチスト名と、ノルウェー出身ということしかわからなかったので、「ノルウェー」「エレクトロニカ」というキーワードで検索。いろんなとこへサーフィンさせられ、なんとか「Poor Leno」Roysoppというアーチストいうことが判明した。

他の曲もそのサイトで試聴出来、全体のフローティング感が気持ち良く、「雪の積もった日に学校へ行く気持ち良さ」みたいな雰囲気がある。
寒い風景の中にも温もりのある空気が覆っている音楽

去年の冬にはあまりピンと来なかった音楽が、今年の冬にピンと来るっていうのは、自分の中で今年の冬は、このアルバムみたいなトーンなんだなあと感じた。
毎年違う冬がやってくるのを実感。



2002/9/30


たまに行くなら、こんなとこ :1
「トキワ荘
跡地」


読もう読もうとして、何年も先延ばしになっていた「まんが道」をやっと全巻大人買いして、読破しました。

昔、NHKの銀河テレビ小説でドラマ化されていたのを、小6の頃おぼろげながら観てたんですが、主人公の二人満賀・才野(藤子不二雄)が、田舎に帰りマンガの締め切りを落としてしまうシーンだけを、トラウマのように鮮明に覚えていました(これを観ていたおかげで、締め切りだけは守らねば!という意志が早くに形成されました)。

漫画で読むまんが道は、至る所にカタルシスがあり、カタルシスが来る度に、読んでいる本を止め、何度も自分の仕事に集中してやりきってから、続きを読んでいくという、今までにない流れが起こりました。

おもしろい漫画だと、徹夜してでも最後まで読み切ってから、分析したり、その余韻にひたることが多いのですが、恐ろしく猛烈に漫画を描いている二人の姿や、セリフを読んでいると、休んで読者になっている自分にハッとして、てめえのことをやらねば!という照り返しがあったんだと思います。

おかげでここ1週間くらいは、集中力をだいぶ持続出来たような気がします。季節の変わり目は少しやる気がなくなったりして、少々だらけがちなんですけど、 おかげで無事乗り越えたかなあっと。

で、この勢いで、今はなくなってしまったトキワ荘とは、どんなところにあったのかと思い、余韻とノスタルジー満開で、実際に椎名町のトキワ荘周辺へ向かいました。

いちおうネットで下調べしてして行ったので、大体の住所は確認出来たんですが、なにしろ大体なので、たぶん?ココだろうというところで、フォトしました。?は浮かびますが
、自分の中でココだと勝手に認定して、少しばかし感傷的な気分に浸る。

お腹も空いていたので、早速次の目的地「松葉」へ。

ここはトキワ荘の漫画家たちが頻繁に利用した中華料理屋で、主人公満賀が「ンマ〜イ」と劇中でラーメンを食べるシーンが、実に印象的。場所は跡地のすぐそばで、入口の看板や壁にまんが道のコマの拡大コピーが貼ってあり、中には藤子不二雄Aと主人の写 真がありました。ここはやはりラーメンを頼み、満賀マネで「ンマ〜イ」と小声で一言。実際食べた松葉のラーメンは醤油味で、ぶっちゃけ普通 のラーメンでしたが、ここで手塚も藤子もラーメンをすすったと思うと、ちょっと感動しました。

食べ終え、ここら周辺をいろいろ探索したんですが、映画「トキワ荘の青春」でお茶していた喫茶店などはなくなっており、石ノ森がよく行っていたレコード屋などはまだ健在でした。こんな感じで探索は終了し、ノスタルジーに浸りながら帰路に着きました。

今は石ノ森視点で書かれた「章説 トキワ荘・春」と、手塚視点の「紙の砦」読もうと思ってます。しばらくは、トキワ荘ノスタルジー検証の日々...

「たまに行くなら、こんなとこ」ってタイトルのシリーズで、前から知ってるけども、実際行ったことないところや、観てないところへ、たまに出かけようかと思うてます。

左:たぶん?トキワ荘跡地 中:ンマ〜イでお馴染みの「松葉」 右:表に出ている看板。
ラーメンを食べる満賀(中央文庫版 まんが道14巻より)


2002/8/31


「海馬(本)を読んで

(糸井重里+池谷裕二)


読みながら考え、実感すると、とてもタメになるおもしろい本です。

「脳は疲れない」「やりはじめないと、やる気は出ない」「寝ることで記憶が整理される」など、漠然と思ってたことや、やっていたことが、科学的にわかりやすく説明されているので、目の前のモヤがいくつか晴れる気分。是非一読をお薦め!

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3c5db9d63ac5801048eb?aid=02itoi01&bibid=02185026



2002/8/30


「高円寺の阿波踊りにて」



高円寺の阿波踊りへ向かいました。

2年前にも行ったことはことはあるんですが、人ゴミ(すごい言葉ですね、人+ゴミって)に耐えられず、店で飲み食いしてる間に踊りは終わってたという、よくあるエピソードで終了しました。なので、今回が阿波踊り自体観るのは初めてでした。

駅に着くと人人人人人人人人人人ひとが溜まりまくっており、クラクラしながら、いつもなら3分くらいで通 り抜けられる駅を、15分くらいかかって脱出。待ち合わせの場所に向かい、阿波踊りを観賞しました。

実にいろいろなチームに分かれていて、それぞれがそれぞれの格好で、それそぞれのスタイル、それぞれの音楽、それぞれの人相、それぞれの・・・。ダウンビートな曲もあったけど、やっぱりアッパーなタイコのものが、気分も高まって良いです。しかしそれも5、6組くらい観ると、なんとなく代わり映えしなくなってきます。それプラス、観客が多すぎて疲れが溜まってきたので、尋常じゃない汗をかいているではないですか!背中に。

これは緊急で水分補給!!と生命危機を感じとり、たかだか20分くらいの観賞で飲みの時間に。空腹+久しぶりに飲んだので、すっかりヘペレケになり、阿波踊りのことなどすっかり忘れる始末。帰ろうとするころには、踊りのオの字もなくなっていました。

こんなダメダメ鑑賞者にならないように、もし観に行くなら、通りのビル屋上などの高い場所や、ゆっくり観れる所
を陣どって観るのをススメます。通 り目線だとあんまり観えないし、あと単純に暑いです。

で、すぐ疲労し、脱水し、集中出来なくなる悪循環。
水分とりながら、見晴しのいい涼しいとこで 見るのが一番、夏のイベントは。



2002/8/14


「 神宮花火大会で思ったこと」



8/13の神宮花火大会に行って来ました。

この花火大会自体観るのも初めてで、しかも神宮球場からの観覧でした。行ってみるとすごい人で賑わっていて、花火が始まるまでにいろいろな催しが用意されてました。

球場と花火。スピッツとかの曲名みたいだなあと、野球に全く感心のないぼくは、こんなこと妄想します。

で、しょっぱなやっていたのは、このイベントでもう7年もオープニングアクトをつとめているという演歌女性歌手。観る限り年齢は27.8歳。ということは、20くらいから7年もこの営業しているわけです。演歌とは苦節、苦節とは演歌(他人事)と思いながら、右から左へ。

その後は、三味線の兄弟ユニット。1曲目は、生で聞くのが初めてだったので良かったんですが、2曲目がなんと!ワールドカップでお馴染みのヴァンゲリスの「ワールドカップ・アンセム」のカバーとのこと。ありえないコラボレーションに期待しましたが、始まるとビックリ!バックにこの曲のカラオケを流し、ただ要所要所に三味線をバッキングするのみ。もっと聞いた事のない感じの演奏になるのかと期待した分、あまりにお粗末でした。

三番手は、沖縄の女性歌手。これも元ちとせまがい?と思いましたが、普通 にしんみりと夕方の空に響いて、気持ち良くなりました。

そして満を持して登場したのが、メインの西城秀樹。インディアンの髪飾りに、星条旗の上下という(歴史を無視しまくった)出立ちに、間髪入れず「ギャランドゥ」を熱唱!。会場はビックリするくらいの盛り上がりで、ステージに客が押し寄せてギュ〜ギュ〜に。しきりに「アリ〜ナ〜!」「スタンド〜!」「ビール飲んでるか〜!」など客を煽り、客とのコール&レスポンスを完成していきました。

が、途中、「スタンドの盛り上がりがどうもいまいちだな」と言い出し、バンドに「よし、例のやついってみようか!」とノリ良く号令。ん?例のやつって何だ?と思っていたら、急にスタンド・バイ・ミーの熱唱、別 に盛り上がりもなく終わったのに、本人は何故か「よしっ!」みたいな顔で満足気。こちらとしては、終止???状態で、何故ここでこの曲???ということが頭をよぎり、ムンズリ気分いっぱいでした(あっ!これが狙い!?もしかして、ムンズリさせること?フ〜ン、フ〜ン、そうかそうなら、これからのヒデキを観る目変わりますよ、ほんと。)。

で、ラスト1曲ということなので、やはり最後はあの曲だろうと思っていたら、やっぱし「ヤングマン」でした。ここでの誰もが予想する通 りの選曲で、会場は総立ちでヒートアップ。YMCAのフリと合唱で、「ヒデキ〜!」と甲高い声、声、声。熟年のスターの底力と、誰もが知っているヒット曲の力を見せつけられました。昔のヒット曲ってすごいですね〜。

ライヴも終わり、やっとのことで花火が始まりました(ちょっとグッタリ気味)。ほんとに真横から打ち上げられるので、音と近さで迫力満点でした。

さっきのライヴのことなど完全に忘れるほど花火に感動していると、いきなりパタッと花火が止まり、ステージで「レッツゴー」とかけ声!何っと思った瞬間、武富士ガール(CMでお馴染み)のダンスが始まっちゃいました。これにはさすがにヘコみが来ました。まさに聖と俗!善と悪!犬と猿!カニと猿!グローバリゼーションと貧困!etc. などの対義語が頭に渦巻きました。ダンスが終わると、バックの花火が点火され、武富士という文字の花火が燃え上がってました。あまりのセンスのなさに気分も悪くなりましたYO
、ほんとに。

この後何発か花火が上がって、しばし休憩になり、南こうせつのライヴが始まりました。お約束の「神田川」で熟年層は思い出と共に肩を揺らしてました。

そして2回目の花火が始まったんですが、おかしなことに音楽が流れてるんですね〜、何故?。しかも、クラシック、フュージョン、ハードロックというオッサンの選曲。完全に花火の魅力を削いでるとしか言い様のないもの様は、スポンサーのエゴ丸出しで、腹が立ってきましたが、なんとか無視して観賞してました。

確かにスポンサーがいないと成立しないものなのは分かりますが、花火みたいな粋な遊びに参加するのなら、下品でセンスのないプロモーションは止めて欲しいと、心底思います(たのんますよ、来年から)。花火自体がアンコールも含め、観たことのない種類のものもあり、ほんと迫力あって感動した・だ・け・に・惜しまれました。



2002/7/12


「漫画にヒョッコリ出演」


7/12(金)からコラムをスタートさせました。
つれづれと、日常に思ったことや、感じたことを書いて行こうと思ってます。

第一回は、今週発売のHANAKOに隔週(1ヶ月に1回)で連載されている、
ロビン西「トラトラトラベル」に、自分の姿を発見したことです。
上に載せた漫画のオレンジパーカーの男がぼくで、となりの青い髪の毛がロビン氏です。

この話は、1999年に2人でオランダのアムステルダムに行った時、ホテルがどこもいっぱいの週末に、
ボーテル(ボートになってるホテル)に泊まった時、(たぶん)ボーテルの主人がゲイで、
その主人がゲイの相方とケンカし、その後思い出話を何回もするというもの。

自分が旅行したことをメディアを通して観るということは、不思議な気分で、普通 におもろいです。
漫画に自分が登場するなんて、漫画に夢中だった子供のころには考えられないことでしょ?

キャラクターになってる自分に、恥ずかしいやら、うれしいやらで。

で、子供の頃だったら、友達に学校で見せたりすると思ったので、子ども感覚で載せて書きました。




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